一ノ蔵、未来へつなぐバトンを寄付
株式会社一ノ蔵(宮城県大崎市松山)は、2023年5月28日、東日本大震災をテーマにしたプロジェクト「未来へつなぐバトン」から得られた売上金を、公益社団法人ハタチ基金に寄付しました。これは、震災からの復興支援を目的としたもので、特別純米原酒「3.11未来へつなぐバトン」を販売し、その全額を寄付するという取り組みです。
15年の歩み
震災から15年が経過した今年、寄付金額は5,234,401円に上りました。これにより、累計寄付金額は97,099,179円に達します。これは全国の酒販店や消費者の支えによって成り立つものであり、改めてその重要性を実感します。今年で15回目の寄付となり、その歴史を振り返ることも意義深い瞬間です。
寄付金贈呈式の模様
贈呈式では、公益社団法人ハタチ基金の代表理事である今村久美さんや事務局の芳岡千裕さん、一般社団法人まるオフィスの渡邊国権さんが来社し、寄付が正式に行われました。式典においては、震災後の地域の状況や支援のあり方について報告されました。
「心の貧困」と向き合う
今村さんは、震災以降の地域の子どもたちに対する支援の重要性について述べました。特に、子どもたちが直面している「心の貧困」と、地域の遊び場が減少している状況に対するアプローチについて共有されました。気仙沼市の放課後プログラム「放課後探検」を例に挙げ、支援団体間の連携がどれだけ重要であるかが語られました。子どもたちが自ら支援の活動に参加する姿勢も、多くの希望を感じさせます。
感謝状の贈呈
寄付金贈呈式の最後には、一ノ蔵の鈴木社長が感謝状を受け取る場面もありました。ハタチ基金の今村さんからのメッセージには、支援が地域社会にどれほど影響を与えているかについての感謝が込められていました。この感謝状は、15年にわたる支援活動の意義を深く感じさせてくれるものでした。
今後の取り組み
一ノ蔵の「未来へつなぐバトン」プロジェクトは、震災の教訓を生かし、地域の未来を担う子どもたちに希望を与えるためのものです。来年も同様のプロジェクトを続け、2027年の出荷を目指して新たな挑戦をしていくことでしょう。
このプロジェクトでは、震災後に新たな一歩を踏み出したという思いが込められています。震災での困難を乗り越え、未来へとつながるバトンを次の世代へとつないでいく活動は、今も多くの人々によって支えられています。これからも一ノ蔵の取り組みに注目していきたいものです。