東北の未来を切り拓くNanoFrontierが出場決定
東北大学から生まれたスタートアップ、NanoFrontierが2025年8月23日(土)に仙台市で開催される「DATERISE!2025」に参加することになりました。このイベントは新興企業が未来の可能性を示す大切な舞台とされており、NanoFrontierは本コンテスト「DATERISE!PITCH CONTEST」に出場します。
競争を勝ち抜いた挑戦者
DATERISE!2025は、東北から世界へ進むことを志すスタートアップ27社が参加し、その中から厳選された11社だけがピッチの機会を得ます。NanoFrontierは、30年以上にわたって東北大学で培ってきた独創的な再沈殿法を駆使して、ナノ粒子テクノロジーを活用するソリューションで国際市場に挑む態勢を整えています。
社会課題を解決する技術発信
NanoFrontierの目指すところは、エネルギー・環境・ヘルスケア分野におけるさまざまな課題解決です。再沈殿法を活用した技術は、たとえば汚染物質の検出や、次世代の電解液による蓄電池のコスト削減、高熱伝導性冷却液、水素の運搬手段となるキャリア、さらにはノンキャリア医薬品など、多岐にわたる用途があります。この貴重なピッチを通じて、世界規模の社会課題に対する解決策を提示していこうとしています。
海外展開への強力な後押し
DATERISE!2025のコンテストにおいて優勝すると、海外展開をサポートする特典が付与され、それに加えて協賛企業からの特別賞も受け取れるチャンスがあります。NanoFrontierは、この機会を最大限に活かし、国際的なパートナーや投資家との連携を強化して、グローバルな成長を目指します。
東北の技術力を世界に示す
東北大学出身のディープテックスタートアップとして、NanoFrontierは地域の技術力とイノベーションの可能性を示すロールモデルの役割を果たすことを目指しています。このような取り組みを通じて、東北のスタートアップシーンをさらに活性化させたいと考えています。
代表取締役のコメント
代表取締役の井上誠也氏は、「NanoFrontierはナノテクノロジーを通じて、人類の未踏の領域を切り開くことを使命としています。DATERISE!2025は、その理念を世界に示す絶好の機会です。当社の技術や情熱を、仙台から広げていきたいと思います」と意気込みを述べています。
開催概要
- - イベント名: DATERISE!2025
- - 日時: 2025年8月23日(土)
- - 会場: ウェスティンホテル仙台 / アーバンネット仙台中央ビル YUINOS
- - 主催: 仙台市
- - 共催: 東北大学、東北経済産業局、宮城県、みちのくアカデミア発スタートアップ共創プラットフォーム、ジェトロ仙台、NTT都市開発株式会社、株式会社七十七銀行
- - 参加費: 無料(事前申し込みが必要)
このイベントへの参加は、スタートアップの未来を見据えた重要なステップとなることでしょう。技術革新の恩恵を受ける新しい時代の到来に、ぜひご期待ください。
会社概要
- - 会社名: NanoFrontier株式会社
- - 代表者: 代表取締役井上 誠也
- - 所在地: 宮城県仙台市青葉区中央4丁目4-19 アーバンネット仙台中央ビル2F
- - 設立: 2025年4月7日
- - 事業内容:
1. 有機ナノ粒子化技術を用いた試薬品、機能性材料の研究開発、製造および販売
2. 有機ナノ粒子の製造受託および関連技術の提供
3. 有機ナノ粒子化技術分野における技術ライセンスの供与および技術コンサルティング
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