2025年マーケター
2025-10-03 11:02:34

2025年のマーケティングをリードした才能たちが集結 『マーケター・オブ・ザ・イヤー2025』発表

『マーケター・オブ・ザ・イヤー2025』の発表



2025年10月3日、株式会社日経BPが発表した「マーケター・オブ・ザ・イヤー2025」では、新たな市場を開発し革新的なビジネスモデルを生み出した万象の功績が称えられました。今年の大賞を受賞したのは日本ハムの「シャウエッセン 夜味」を手がけた岡村香里氏と加藤雄太氏です。

このアワードは、過去1年間に発売された商品やサービスで目覚ましい成果を上げたマーケティングリーダーを評価の対象としています。今回で8回目を迎え、5つの評価項目「志」、「挑戦」、「便益」、「実行」、「話題性」に基づき、外部審査員と編集部の審査を経て選ばれた受賞者が発表されました。

大賞受賞者の取り組み



大賞: シャウエッセン 夜味



岡村氏と加藤氏は、ロングセラーブランド「シャウエッセン」の新たな市場を切り開くことに成功しました。ターゲット層として若年層を設定し、夜間の食事ニーズに注目。具体的な味を明示せずに「夜味」と名付けることで新たな需要を喚起し、大きな反響を呼び起こしました。この革新は、ただのプロモーションに留まらず、実際の味の開発も含まれており、マーケティングと商品の両方で相乗効果を生み出しました。

優秀賞受賞者の功績



大賞以外にも高い評価を受けたマーケターたちがいます。花王の野原氏は、全社的なブランド改革によって「生活者目線」に基づく商品開発を実現し、迅速な市場投入を可能にしました。

また、TENTIALの岩松氏は、寝るだけでリカバリーができる「BAKUNE」を世に送り出し、特にアスリートから広がりを見せています。そして、丸亀製麺の南雲氏は、「丸亀うどーなつ」を生み出し、女性や若年層の新規顧客獲得へ成功。

さらに、地域社会に貢献するマーケティングを推進するローソンの髙橋氏や、ポイポイバトラーの堀氏の取り組みも評価されています。特に後者の「ポイポイバトラー」は、スポーツを通じて地域の子どもたちを笑顔にすることを目指しています。

マーケティングの未来を考える



「日経クロストレンド」では、マーケターたちの優れた取り組みに共通するのは、消費者の視点を基にしたマーケティングの重要性です。消費者のニーズを的確に捉え、社会的な課題を解決するための戦略を模索する姿勢は、今後のマーケティングにとって不可欠な要素となるでしょう。

イベント情報と今後の展望



この受賞者たちを招いた「ad:tech tokyo」では、「マーケティングの未来に必要な力」をテーマにディスカッションが行われます。これにより、受賞者たちの成功事例から学びを得ることができる良い機会となるでしょう。

日経クロストレンドは、今後もマーケティング界の最前線を追い続け、企業にとっての競争力を高める情報を提供し続けます。アワードの受賞者たちからは、これからのマーケティングに必要な力や方向性について多くの示唆を受け取りたいものです。受賞者の詳細な取材内容は、日経クロストレンドのWebサイトに掲載される予定ですので、ぜひチェックしてみてください。


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