2026年に向けた新たな挑戦
Green Carbon株式会社(以下、Green Carbon)は、2023年に秋田営業所と仙台営業所を新設し、東北エリアでの自然由来のJ-クレジットの創出とシェア拡大を目指しています。これにより、農業生産者や森林所有者、酪農家、さらにはパートナー企業を新たに募集し、地域の環境保護と経済活性化に寄与することを目指します。
自然由来J-クレジットの必要性
日本において脱炭素化の流れが加速する中、Green Carbonは自然由来のカーボンクレジットの需要が高まっていることを受け、2026年度には日本国内でのカーボンクレジット取引制度が本格稼働することに備え、地域と連携した取り組みを強化しています。これにより、子孫が住みやすい地球の実現に向けた取り組みを進めます。
東北地域の潜在能力
東北エリアは、その広大な水田面積と豊かな森林資源に恵まれています。水田由来のJ-クレジットについては、東北には349,000ha以上の水田があり、近年の気候変動による収穫量の不安定さに対して、Green Carbonは生産者に対し安定した収益の機会を提供します。目標として、2026年度までに、20,000haの水田を対象としたクレジットを創出し、地域農家の生計をサポートします。
また、森林由来のJ-クレジットについても、日本全体で66%を占める森林資源を活用します。特に東北は、岩手県や秋田県の森林面積が広く、CO2の吸収能力が高いという特性があります。Green Carbonは、この地域における森林の管理手法を見直し、持続可能なクレジット創出に取り組むと共に、地方の森林所有者と連携しています。
酪農業界への具体的な施策
酪農に関しては、日本全国で年間約1,500万tの温室効果ガスが排出されています。その中でも乳牛の排出量が大きな割合を占めるため、Green Carbonは効率的な排せつ物管理方法の導入を進めています。具体的には、強制発酵設備を導入することで温室効果ガスの削減を実現し、その削減分をJ-クレジットとして認証することを目指します。これにより、東北地域の酪農家がREDUCEした排出量のクレジットを販売し、収入向上に繋がることを期待しています。
Green Carbonのビジョン
Green Carbonのビジョンは「生命の力で地球を救う」というものであり、J-クレジットを通じて環境保護と経済成長を両立する取り組みに力を入れています。新設された秋田営業所と仙台営業所は、地域に密着したサポート体制を構築し、農業や森林業界の方々と積極的に連携していく予定です。今後、東北の生産者が持続可能な収益を上げ、地域経済が活性化することを目指します。
営業所詳細
営業所長: 中尾 圭太
連絡先: 070-1249-6340
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営業所長: 佐藤 圭介
連絡先: 070-6637-0253
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最後に
Green Carbonは、地域の生産者との協働を強化し、脱炭素社会の実現に寄与してまいります。興味のある方は、ぜひGreen Carbonの公式サイトや営業所にお問い合わせください。