東松島の海を体験
2025-02-10 15:34:24

未来のための海の知識を深める!東松島での日本さばける塾体験

未来のための海の知識を深める!



宮城県東松島市の道の駅で、地元の海を深く理解するためのイベント「日本さばける塾」が開催されました。この取り組みは、日本財団の「海と日本プロジェクト」の一環として、地域の子どもたちに海の大切さを学び、実際に体験する機会を提供するものです。

イベント概要



イベントは2025年2月2日(日)に実施され、27名の参加者が集まりました。小学生やその保護者が参加し、魚をさばく技術や海の環境変化について学ぶ講義が行われました。

講義「東松島の海と海洋変化について」



はじめに、一般社団法人ODYSSEYの講師が、海洋の変化とそれに伴う漁業の現状を説明しました。特に地球温暖化が鮭や牡蠣に与える影響が取り上げられ、海面水温が上昇することで鮭の来遊数が激減していることを知った参加者たちは、真剣に耳を傾けました。講演後、子どもたちは「ペットボトルを拾う」といった環境への意識を高める発言をするなど、意義深い学びの場となりました。

牡蠣剥き体験



次に、参加者は大塚漁港へ移動し、牡蠣剥き体験に挑戦しました。東松島産の牡蠣はわずか1年半で市場に出ることができる程、栄養に富んだ特別な育成環境を享受しています。現役の漁師から、牡蠣が海水をどれだけ取り込み、それを吐き出すことで成長するのか、具体的に教えてもらい、その後の剥き方を習いながら楽しみました。

魚をさばいて料理する



最後は、和食料理人の指導のもと、参加者たちは鯵と鮭をさばくことに挑戦しました。子どもたちは鯵の三枚おろしや、貴重な鮭を捌く手法に興味津々。講師が手本を示すと、歓声があがる場面も。自分が捌いた魚を使って「鮭のバター焼き」や「鯵フライ」を作り、大満足の試食タイムを迎えました。また、郷土料理として提供された「鮭のつみれ汁」も、大きな人気を博しました。

参加者の感想



参加者からは、この体験を通じて海についての理解を深めたとの声が寄せられました。子どもたちからは環境問題への意識が高まったという意見が多く、貴重な学びの場であったことが伺えました。保護者もまた、実際に魚を飼う体験を通じて、どれほど自然や漁業が影響を受けているのかを実感した様子で、「このようなイベントはもっと増えてほしい」との声が聞かれました。

まとめ



「日本さばける塾」は、情報を学ぶだけではなく、実際に体験することで海の持つ素晴らしさを実感するための絶好の機会です。このような取り組みを通じて、次世代に豊かな海の恵みを引き継いでいくことが重要です。今後もこのような教育的なイベントが広がり、多くの子どもたちに学びの機会が与えられることを願っています。

詳しい情報は、一般社団法人海のごちそう推進機構の公式サイトをご覧ください。今後のイベントにもぜひご参加ください!


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