東松島で体験する「日本さばける塾」
宮城県東松島市で1月24日(土)、外国籍の方やそのご家族を対象にした特別なプログラム「日本さばける塾 in 東松島」が開催されました。このイベントでは、地域の特産品である海苔を中心に、海の環境についての学びと伝統的な食文化を楽しむことを目的としています。
海苔を作る体験
参加者はまず、一般社団法人ODYSSEYの代表である成澤みくさんと地元漁師の相澤太さんの講座を受け、海の環境や海藻、特に海苔の養殖方法について学びました。海苔が私たちの食卓にどうやって届くのか、そしてその背景にある自然の力についての理解を深めました。
その後、実際に海苔のすき作業を体験。刻んだ生海苔に水を加え、升ですくった海苔を木枠に流し込み、均一な厚さに仕上げるこの作業は思った以上に難しく、参加者は真剣な表情で取り組みました。すいた海苔を自宅で乾燥させ、後日楽しむこともできる、この体験は参加者にとって新たな発見となったでしょう。
和の心を知る手巻き寿司作り
海苔すき体験の後は、地域の飲食店「ちゃんこ萩乃井」に移動し、手巻き寿司作りに挑戦しました。参加者は相澤さんが提供した新鮮な魚介類とともに、具材を並べ、巻いていく作業を行いました。手巻き寿司は、具材の組み合わせや巻き方に工夫が求められ、皆さん楽しみながらも真剣に取り組む姿が印象的でした。
完成した手巻き寿司は、見た目にも華やかで、参加者同士で味を分かち合いながら、和やかな雰囲気の中で食事を楽しみました。美味しさだけでなく、自ら作ったお寿司に対する愛着も感じられる貴重な体験でした。
学びと共感から得られるもの
このプログラムは、ただ料理を楽しむだけでなく、海の環境や地域の文化について考える時間を提供しています。参加者からの感想では、「自分たちが作った海苔の背景を知ることができ、興味を持てた」「未経験でも楽しく学べた」との声があり、教育的価値も高いイベントでした。
未来のために
一般社団法人ODYSSEYが提供するこのようなプログラムは、単なる体験ではなく、海や食文化に対する理解を深めるチャンスです。今後も、次世代に美しい海とその恵みを引き継ぐため、多くの取り組みが期待されるでしょう。参加者にとって、「食」を通じた学びや交流は、心に残る素晴らしい思い出となりました。
「日本さばける塾 in 東松島」は、地域の特産品を学びながら、外国籍の参加者が日本の食文化に親しむ良い機会です。次回の開催をお見逃しなく!