仙台市が主催する「仙台グローバルスタートアップ・キャンパス(SGSC)」の第3期目がついに始動します。本日より参加者の募集が開始され、スタートアップや起業家精神に興味を持つ方々を対象にしたこのプログラムは、地域経済の活性化を目指して、多様な人材の育成を進める重要な施策です。
SGSCの目的と概要
仙台市は、地域の持続可能な成長のため、スタートアップを経済のエンジンと位置付けています。SGSCは、その一環として、次世代のリーダーを育成することを目的としたプログラムです。若者がグローバルに挑戦できるスタートアップを立ち上げることを支援し、世界の舞台で通用するビジネスセンスを育てます。
このプログラムでは、カリフォルニア大学バークレー校の優れた講師陣やアメリカの成功した起業家をお招きし、5日間の実践型研修を行います。参加者は5人1組のチームを組み、ビジネスアイデアの創出、プレゼンテーションまでを一貫して体験します。取組みを通じて、アイデアを具体化し、中間発表会で他のチームに向けて発表します。
プログラムの内容
1.
アントレプレナーシッププログラム(8月18日〜22日)
世界的に認められた「Berkeley Method of Entrepreneurship」に基づき、5日間にわたる実践的なブートキャンプを実施します。ワークショップやゲームを通じて、参加者同士がチームを組んでアイデアを創出し、プレゼンテーションのスキルを磨きます。
2.
リーダーシッププログラム(9月)
中間発表会を経て、チームごとにビジネスアイデアを実行可能なビジネスモデルへと進化させるため、MBAやLean Launchpadの知見を取り入れたワークショップや講義を行います。
3.
海外派遣プログラム(12月)
中間発表会で選ばれたチームが、シリコンバレーへの派遣を受けます。現地ではイノベーション拠点の訪問やメンターとのネットワーキングを通じて、さらなるビジネスアイデアのブラッシュアップを行います。
参加対象と募集詳細
参加資格は、東北6県在住の16歳以上の方。大学生や社会人の参加が特に歓迎されます。具体的なアイデアがなくても、スタートアップへの関心があれば大丈夫です。参加者募集は6月20日から7月25日までで、定員は約100名ですが応募が集中した際は書類選考も行います。参加費は無料です。
このプログラムを通じて、仙台から世界に挑戦する起業家が誕生することを期待しています。地域の課題を解決するために、ぜひご参加ください。また、昨年度の成果発表会の様子はYouTubeで公開中ですので、興味のある方はぜひご覧ください。
昨年度の成果発表会の動画はこちら
お問い合わせ
詳細や参加申し込みについてのお問い合わせは、ゼロワンブースターの大庭までご連絡ください。メールアドレスは(
[email protected])です。また、仙台市の経済局イノベーション推進部スタートアップ支援課にも直接お電話(022-214-8252)でのお問い合わせが可能です。
新たなビジネスの未来を切り拓くこの機会を、ぜひお見逃しなく。仙台での挑戦が、あなたの未来を変えるかもしれません!