企業の防災研修が南三陸で始動
東日本大震災の教訓を活かし、宮城県南三陸町の「南三陸311メモリアル」が新たに企業向けの防災研修プログラムを提供開始しました。このプログラムでは、マニュアルにとらわれず、実際の災害時に企業が直面するさまざまなジレンマを理解し、意思決定力を高めることを目的としています。
マニュアルでは解決できない現実
企業はBCP(事業継続計画)を策定していますが、実際の災害時には想定外の出来事が続出します。「避難をすべきか業務を優先すべきか?」といった選択肢の中で、どのように判断を下すか。このような「判断のジレンマ」は、震災時にも多くのリーダーが直面した苦悩です。本研修では、被災地ならではの経験からこの「判断の重み」を学び取ります。
「自分ごと化」の体験がもたらす変革
研修プログラムの流れ
1.
ラーニングプログラム (60分)
災害時にありがちな「自分は大丈夫」といった思い込みや、周囲に合わせてしまう心理を学びます。この理解は、迅速な避難や意思決定の妨げになるため、心理的な視点から要因を解明します。
2.
南三陸式ジレンマワーク (60分)
実際の震災に基づいたケーススタディを通じ、参加者自身で「正解のない問い」に向き合い、個人およびグループでのディスカッションを行います。これにより、貴社が必要とする行動ルールを厳格に定めていきます。このプログラムは、受講者の意見を反映させた形で進行されます。
研修の成果
本研修を通じて得られる3つの成果は次の通りです:
災害時に迷わず動ける基準を確立し、企業のリーダーシップを強化します。
「机上の計画」を超え、実際に機能する体制へと進化させます。
社員の命を守る姿勢を明確にし、企業の信頼性を向上させます。
研修の対象者
このプログラムは、以下のような方々に特にオススメです:
- - BCPや防災対策を見直したい管理職・リーダー層
- - 防災研修が形式的になっていると感じている担当者
料金について
- - 一般のジレンマワークは、3,300円/人で提供。
- - ラーニングプログラムとワークショップを一緒に受講することができます。
- - ワークショップを南三陸311メモリアルで実施する場合は別途費用がかかります(11,000円)。
施設情報
「南三陸311メモリアル」は、宮城県南三陸町の本吉郡にあります。震災の記憶を伝える場所であり、観光や学びの場としても利用されています。
申込み方法
申し込みや問い合わせは、南三陸311メモリアルの公式サイトから可能です。詳細は
公式ホームページをご覧ください。