KDDIとエリクソンの新しいSTEAM教育プログラムの開始
KDDI株式会社とエリクソン・ジャパン株式会社は、2025年9月27日より「エリクソン×KDDI 遠隔STEAM教室」を実施します。このプログラムは、小中学生を対象とした教育であり、離れた地域にいる学習者たちがまるで同じ場所にいるかのような臨場感を体験できるよう設計されています。両社は、地域や学校を超えて教育機会を提供し、教育の格差を解消することを目的としています。
プログラムの詳細
この初回のプログラムでは、KDDIの高輪本社とエリクソン・ジャパンの仙台オフィスの2拠点でロボット教育プログラムが開催され、小学5年生から中学1年生の54名の参加者を募集します。参加者たちは、ロボットの制御技術を学び、実際にロボットを組み立ててプログラミングを行うことで、貴重な体験をすることができます。このプログラムへの参加は無料です。
未来のプログラムへの展望
初回のロボット教育プログラムに続き、2026年にはゲームクリエイター教室や生成AI教室も開催予定です。KDDIは今後、エリクソンをはじめとするさまざまなパートナーと連携し、STEAM教育を全国の学校に導入するための提案を続けていく計画です。教育DXの推進を通じて、誰もがアクセスできる学習環境を提供し、子どもたちの可能性を広げることを目指します。
教育格差の現状
教育DXロードマップによれば、日本では「GIGAスクール構想」により、全国の小中学校に1人1台のデジタル端末が整備されています。しかしながら、端末の活用が自治体や学校の間でまちまちであり、教育の質にはまだ地域差が存在しています。そのため、民間事業者が提供する多様な学習リソースの導入が求められています。
遠隔教育の重要性
エリクソンとKDDIは、教育の重要性を再認識し、都内近郊の学校で実施しているプログラムを通じて、子どもたちに新たな学びの機会を提供しています。特に、エリクソンが展開する「Connect to Learn:デジタルラボ・プログラム」は、世界中の子どもたちにデジタル教育の環境を整備するための取り組みとして、多くの支持を得ています。
今後も、KDDIとエリクソンは、教育現場で必要なスキルを学ぶためのプログラムを提供し続けると共に、子どもたちに夢や希望を持たせ、一人ひとりが自分らしく成長できる場をつくる使命に邁進していきます。教育が地域間の格差を解消する一助となることを期待しているので、多くの子供たちに参加してほしいと願っています。
参加申し込みの詳細
今回の「エリクソン×KDDI 遠隔STEAM教室」の参加申し込みは、下記のURLから行えます。応募者が多数の場合は抽選となりますので、ぜひお早めにご応募ください。締切は2025年9月15日までです。
エリクソン×KDDI 遠隔STEAM教室応募フォーム
教育の未来を共に築くこの取り組みが、多くの子どもたちに新しい学びをもたらすことを期待しています。