2026年、仙台でのハンセン病シンポジウムについて
2026年2月23日、宮城県仙台市のせんだいメディアテークにて「第25回ハンセン病問題に関するシンポジウム」が開催されることが決まりました。このイベントは、ハンセン病に対する正しい理解を促し、偏見や差別がない社会を目指すための重要な取り組みの一環として位置付けられています。
シンポジウムの目的と意義
ハンセン病元患者や回復者の高齢化が進む現代において、彼らの貴重な体験を直接聞く機会は少なくなっています。そこで本シンポジウムでは、仙台第二高等学校と開智高等学校の生徒たちが、ハンセン病に関する歴史や現状を学び、元患者やそのご家族、療養所で働く職員から直接話を伺います。これにより、偏見や差別の実際の問題を深く考察し、将来に向けた意見を発表する機会を設けます。
実際の取り組み
具体的には、101歳で社会復帰を果たした北野貞晴さんをはじめ、松丘保養園入所者自治会会長の佐藤勝さん、仙台第二高等学校の生徒がシンポジウムに参加し、自身の経験や観察を基にした発表を行います。また、開智学園の教諭によるハンセン病問題に対する教育的取り組みについての報告も予定されています。このように、多角的な視点での議論を通じて、シンポジウムは多くの参加者にとって有意義な学びの場となることでしょう。
デジタルアーカイブによる継承
さらに、青森大学の学生が発表する「デジタルアーカイブによる社会的記憶の継承」というテーマも注目です。過去からの経験を未来にどうつなげていくかを考えることで、ハンセン病問題についての理解がより深まることが期待されます。
参加方法と日時
シンポジウムは会場参加とオンライン参加の両方で受け付けています。参加は無料で、どなたでも気軽に参加が可能です。日時は2026年2月23日(月・祝)の13時から16時まで、開催場所はせんだいメディアテークとなっております。
参加をご希望の方は、事前にお申し込みが必要です。詳細については、公式HP(
こちら)をご覧ください。
このシンポジウムを通じて、ハンセン病に対する理解を深め、共に生きる社会の実現に向けた一歩を踏み出す機会にしていただきたいと思います。皆様のご参加を心よりお待ちしております。