塩釜の魚ビジネス
2025-04-14 00:30:33

ヤママサ新体制が推進する塩釜の魚ビジネスの未来とは

株式会社ヤママサの新体制が地域魚ビジネスに新風を吹き込む



宮城県塩竈市を本拠とする水産加工会社、株式会社ヤママサが新しい経営体制に移行しました。1950年に創業し、国内の輸入タラの約10%を取り扱う同社は、Three Sun株式会社の傘下に入ることを発表し、立花陽三氏が代表取締役に、元東北楽天ゴールデンイーグルスの森雄大氏が広報部長に就任しました。この新たな体制は、塩釜港と連携し、東北の魚ビジネスに新しい価値を提供することを目指しています。

塩釜の海の幸を全国へ届ける



ヤママサは、主にマダラの加工を手掛け、その高品質な製品で全国の市場や量販店に卸販売を行っています。長年にわたって培ってきた技術とノウハウによって、全国のお客様から信頼を獲得しています。また、「たらや」というブランド名で、魚漬や煮魚などの惣菜商品も展開しています。「自然の味わいを大切に」をモットーに、厳選した素材を使い、手づくりで丹念に製造される商品は、国立公園の名品とも言えるでしょう。

特に、「ことこと煮魚 食べきりサイズ」や「手づくり魚漬【龍宮伝】シリーズ」といった商品の数々は、多くのファンから支持されています。

新たなコラボレーションでの商品展開



この度、ヤママサは「廻鮮寿司 塩釜港」との提携を進め、新たなコラボレーション商品を発表しました。これは、CAS凍結技術を活用し、新鮮で高品質な魚を全国にお届けするものです。

1. 煮魚・魚漬シリーズ



三陸産の魚や地元仙台みそを使用した煮魚、魚漬シリーズの製品がラインナップに加わりました。これらは保存料や着色料を使用せず、地元の調味料を活かした手づくりの逸品です。販売は「廻鮮寿司 塩釜港」の本店と仙台店、さらにはオンラインストアでも行われる予定です。特に、「金華さば仙台みそ煮」は全国水産加工品総合品質審査会で東京都知事賞若者大賞W受賞に輝いています。

2. 塩釜港のマグロ定期便サービス



「廻鮮寿司 塩釜港」で人気のマグロを、CAS凍結技術で急速冷凍し、全国の家庭に届ける定期便サービスも開始されます。毎月1万円で多種多様なマグロが楽しめるこのサービスは、鮮度と美味しさを追求した商品となっています。

地域資源を活用し、さらなる成長を目指す



今後、ヤママサと塩釜港は地域資源を使った商品開発や新市場の開拓に力を注ぎ、東北の魅力を国内外に発信していきます。この新体制がどのように地域の魚ビジネスに影響を与えていくのか、今後の展開に要注目です。

経営陣の経歴



新しい代表取締役の立花陽三氏は、ソロモン・ブラザーズ証券での経験を経て、ゴールドマン・サックス証券やメリルリンチ日本証券で重要な役職を歴任しました。楽天野球団の代表取締役社長も務め、地域創生のためのファンドを設立するなど活躍を続けています。

広報部長に就任した森雄大氏は、東北楽天ゴールデンイーグルスでの実績を持つ投手で、引退後は水産業界に新たな道を歩み始めました。彼のスポーツ界での経験が、新たなビジネスアクセラレーションを実現するに違いありません。

会社情報



会社名:株式会社ヤママサ
所在地:宮城県塩竈市
業種:水産加工業
HP:ヤママサ公式サイト
オンラインストア:たらやオンラインストア

新たな挑戦を始めたヤママサ。塩釜の海の恵みが、全国へそして世界へと広がる日を楽しみにしています。


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