重度障がい児アートの展覧会「ONEART SENDAI 2025」
一般財団法人ゆめいくが、障がいのある子どもたちが描いた絵を基にアート作品を作り上げる「ONEART」の展覧会を、2025年10月19日から22日まで仙台で開催します。このイベントでは、子どもたちの独自の表現と、参加アーティストの感性が合わさった魅力的な作品が多く展示される予定です。
展覧会の概要
日程は2025年10月19日(日)から22日(水)まで。開催時間は毎日13:00から18:00で、会場はネオブレイクスルーの6階にあるIKIビル(宮城県仙台市青葉区一番町2丁目2-8)です。入場料は無料で、どなたでも気軽に訪れることができます。
ONEARTの理念と目的
ONEARTは「アートに障がいは存在しない」という理念のもとに運営されています。重度障がいのある子どもたちが描いた絵をプロのアーティストが作品として仕上げ、それを展示する形で発表します。また、企業や個人向けに作品のレンタル展示や販売も行っており、その収益の一部は奨学金として子どもたちの家庭に還元されます。2016年から活動を始め、これまでに多くの福祉施設やデイサービスと連携し、30名以上のアーティストとのコラボレーションも実現しています。
例えば、原画には『見えてるにゃん』や『ある夏』などがあり、作品が持つ独自のメッセージを観ることができます。
参加施設
2025年の仙台展には以下の施設が参加します:
- - 放課後等デイサービス kibidango
- - 放課後等デイサービス KEY'S
- - 児童発達支援・放課後デイサービス facil
これらの福祉施設での活動を通じて、多様な表現が生まれ、アートが持つ力を実感できる場となっています。
事業団体「ゆめいく」の紹介
一般財団法人ゆめいくは、「夢を育む」と「あなたが作る」の二つの意味を込めた名前が特徴です。彼らのビジョンは、子どもや若者が自らの力で未来を選ぶ手助けをすること。ONEARTをはじめとした様々な支援事業を通じて、福祉や教育、体験の幅広い領域で活動を展開しています。無料塾やシェルターとの連携、イベント企画など、社会での実践を通じて多くの人々に支援の手を差し伸べています。
ご来場について
「ONEART SENDAI 2025」は、どなたでも無料でご覧いただける展覧会です。予約も必要ないため、ふらっと立ち寄っていただくことが可能です。取材や主催者への問い合わせがある場合は、下記の連絡先までお知らせください。
支援のお願い
一般財団法人ゆめいくは、今後も「ONEART」などを通じて、子どもや若者が自己を表現し、学びの機会を得られるような支援活動を続けていきます。活動を支えるために、皆様からのご寄付やご支援をお願いしております。あたたかいご協力を心より感謝申し上げます。
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