仙台駅『オトシブミ』
2025-10-22 14:52:17

仙台駅でAIと学ぶ!新たな交流を生む展示『オトシブミ』

仙台駅で体験する新しいアートと科学の世界



2025年10月25日から27日まで、仙台駅のコンコースで、社会実験型の展示「オトシブミ - AIつむぐ落とし手紙 -」が開催されます。このイベントは、
日建設計総合研究所とクリエイティブレーベルAcademimicが共同で行う「Ki Sci Iki(キサイイキ)」プロジェクトの第一弾となります。展示のテーマは、未活用の公共空間を生かし、アートと研究を通じて社会に新たな価値を提供することです。

展示の概要


この展示は、来場者にAI技術を使ったインタラクティブな体験を提供します。オトシブミという昆虫が葉を転がしながら卵を包む行動にインスパイアされたもので、観客が自分の言葉を書き込むと、AIがその言葉を再構築し、葉の形をしたテキストとして壁に投影します。言葉は徐々に巻かれ、次第に一言に変化して消えていく様子を観ることで、言葉の変化を視覚的に体験できます。

アートと科学の融合


このプロジェクトは、東北大学大学院生命科学研究科の特任助教である小林知里氏の研究に基づいています。昆虫の生態と人間のコミュニケーションが交わる体験を通じて、私たちが日常であまり考えない「言葉」と「生命」の関係を再認識させることを目的としています。

コメント


小林知里氏は、「オトシブミが葉を巻く行為は、環境との深い関係を持った営みです。この体験を通して、次世代に自然への“センス・オブ・ワンダー”を伝えたい」と語っています。一方、COI-NEXTの上田羊介氏は、人間文化と自然との深いつながりに着目し、この取り組みが参加者に自然を振り返る良い機会になると期待しています。

Ki Sci Iki(キサイイキ)プロジェクトとは?


「Ki Sci Iki」は、都市の未活用スペースを発見し、アートと科学を融合させて新たな価値を創出するプロジェクトです。利用されていない公共空間が市民の感性を刺激し、新しい交流の場として活用されることを目指しています。これまでに機能的に使われていなかった空間がアートプロジェクトを通じて地域の活性化に寄与することが期待されています。

最後に


この展示は、全ての人に無料で開放されるため、仙台駅を利用される方々や地域の方々にとって、アートと科学を楽しく学ぶ機会となるでしょう。ご家族や友人と一緒に、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。新たな発見と感動が待っています。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

関連リンク

サードペディア百科事典: 仙台エリア オトシブミ AKademimic

トピックス(イベント)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。