近年、気候変動の影響を受け、食料自給率が不安視される中で、安定した食料供給の手段として注目を集めている植物工場。そんな中、東急不動産が展開する「テクノファームけいはんな」で育てられたレタスが、ローソンの新たなインストアメニュー「まちかど厨房」で登場することとなりました。このレタスは、完全密閉された環境で生産され、日々約3万株が安定的に育っています。
この植物工場は、温湿度、CO₂、光量などを常時センシングし、外的環境に左右されることなく、365日安定した供給が可能です。さらに、センサー技術を活用することで、育成環境を完璧に管理しており、衛生管理においても高い水準が求められています。農薬をほとんど使用せず、安心・安全なレタスを提供するという理念のもとで運営されています。
今回、ローソンが採用したのは2つの商品である。「フリルレタス 鶏竜田揚げバーガー」と「厚切りカツ&フリルレタスサンド」です。両商品の発売は2026年7月21日から、近畿及び中四国エリアで、約2,400店舗で平行して行われる予定です。さらに、一部の店舗では6月23日から先行販売も行われています。
植物工場生産のレタスは、栄養価が高く、鮮やかな緑色とシャキッとした食感が特長です。特に、βカロテンの含有量は従来の野菜と比べても高く、健康を気にする方にも嬉しい要素が満載です。また、密閉環境での衛生管理が徹底しているため、他の農法と比べて異物混入のリスクも低く、安心して提供できるのが大きな魅力です。
東急不動産と子会社のTFKは、以前から関西エリアのスーパーマーケットで植物工場産のレタスを販売してきましたが、今回のローソンへの提供を契機に、さらなる販路拡大を目指しています。安定供給に対するニーズの高まりを背景に、今後も他の販売チャネルへの展開を進めていく方針です。
この新しい試みは、ただのレタスではなく、未来の食を考えた新しいアプローチです。環境配慮型の植物工場で作られるレタスは、持続可能な食料供給を実現するための一歩となるでしょう。みなさんもぜひ、ローソンで「まちかど厨房」メニューを試して、新しいおいしさを体験してみてはいかがでしょうか?
本物件は、京都府木津川市に位置し、土地面積は11,549.7㎡、延床面積が5,046.6㎡という広大な敷地に作られています。2018年3月に竣工し、以来安定的なレタスの生産が行われてきました。年々、需要が高まる中での販路拡大に期待が寄せられています。新たな販路として加わるローソンのメニューを通じて、多くの人々に植物工場産のレタスの魅力を伝えていくことが重要なミッションとなっているのです。