ファミリーマート、待望の新型コーヒーマシン登場
ファミリーマートは、2025年6月より、全国の店舗に新型コーヒーマシンを導入することが発表されました。この新しいコーヒーマシンは、約7年の歳月を経て誕生したもので、業界の先端を行く美味しさを追求しています。
新型マシンの背景
ファミリーマートの「FAMIMA CAFÉ」は、2013年からコーヒー豆や焙煎技術にこだわり、絶えず質の向上に努めてきました。しかし、ここ数年でコーヒー市場は大きく変化。高品質なコーヒー豆が手に入るようになり、消費者の嗜好も多様化しています。こうしたニーズに応えるべく、新型マシンは進化を遂げました。
進化した機能とは?
1. 挽き方調整機能の導入
新型コーヒーマシンには、業界初の挽き方調整グラインダが搭載されています。これにより、コーヒー豆を最大9段階に挽き分けることが可能になり、各メニューに最適な粒度で提供できるようになりました。この機能は、まるで専門店で味わうような本格的なコーヒー体験を可能にします。
2. ハンドドリップ技術の再現
今回のマシンでは、世界No.1バリスタの粕谷哲氏との共同開発が実現。彼のハンドドリップ技術を再現した抽出機構が組み込まれ、均一に豆からコーヒーを抽出するための改良が施されています。この技術により、今まで以上に美味しいコーヒーが提供されると期待されています。
3. タッチパネルの導入
タッチパネル式のメニューが新たに導入され、提供メニューの数が従来の16種類から大幅に増加します。これにより、店舗のオペレーションもスムーズになり、環境への負荷も軽減されます。新メニューの追加も簡単に行えるため、常に新しい楽しみを提供することができます。
バリスタ粕谷氏の思い
新型マシン開発において、粕谷氏は「なるべくカフェでのバリスタが行っていることを再現したい」という思いを込めています。多くの要望をしっかりと機能として取り入れられたことに強い期待を寄せ、今後のファミリーマートのコーヒーがどこまで美味しさを追求できるのか、楽しみでなりません。
アイコニックな受賞実績
特筆すべきは、ファミリーマートの「アイスモカブレンド」が2025年モンドセレクションで優秀品質金賞を受賞したことです。これは、コンビニのカウンターコーヒーとしては初の快挙であり、商品が持つ味わい、香り、飲みやすさが高く評価されました。
おトクな情報
ファミリーマートのアプリでは、コーヒーの回数券も販売しています。10杯分の価格で11杯楽しめる回数券を利用すれば、さらにお得に「FAMIMA CAFÉ」の新しいコーヒーを楽しむことができます。
2026年5月には全国での設置が完了予定ですが、この新型コーヒーマシンによってファミリーマートの「FAMIMA CAFÉ」はさらに進化し、利用者にとって身近でなくてはならない場所となることでしょう。ファミリーマートは「あなたと、コンビに、ファミリーマート」というメッセージのもと、地域に寄り添い続ける企業として、今後も期待が持てそうです。