海の未来を守る
2025-12-23 12:20:32

未来を創る「海とこんぶの森プロジェクト」—子どもたちの挑戦と地域活性化

未来を創る「海とこんぶの森プロジェクト」



北海道函館市では、地域活性化を目指し、セブン‐イレブン・ジャパンと株式会社WMIが主催する「海とこんぶの森プロジェクト」が活発に展開されています。このプロジェクトは、この地域の子どもたちに昆布の種付け体験を通じて、環境保全と食育への理解を深めることを目的としています。

プロジェクトの背景



近年、函館沿岸では、昆布藻場の減少が深刻な課題となっています。海底に生える海藻が自然消失し、「磯焼け」と呼ばれる現象が広がっています。この状態は、海の生態系に深刻な影響を及ぼし「海の砂漠化」とも称される問題です。そんな状況を打開するために、セブン‐イレブン・ジャパン、函館市、WMIが連携したのが「海とこんぶの森プロジェクト」です。

子どもたちの参加



2025年11月29日、函館市南茅部地区にて、このプロジェクトの一環として、函館市立高丘小学校の児童約20名が参加する「こんぶ種付け体験」が実施されました。この体験では、子どもたちが地域の漁業者から昆布の生産方法を学びながら、実際に種付けを行いました。この貴重な経験は、子どもたちに地域の自然を理解させ、持続可能な資源利用の重要性を学ぶ機会となっています。

参加した子どもたちからは、「初めて種付けをしたけど楽しかった!次の収穫体験も待ち遠しい」という声や、「昆布のことをたくさん教えてもらえて勉強になった」との感想が寄せられ、実際に手を動かすことで多くの学びを得たことが伺えます。

新商品の開発



また、プロジェクトの一環として、函館産の昆布を活用した新商品として「冷たい函館塩ラーメン(函館真昆布使用)」が開発され、2025年8月に販売されました。この商品は、「FOOD SHIFT セレクション 2025」において優秀賞を受賞するなど、持続可能な食料システムの構築に貢献しています。このように、地域特産品を通じて子どもたちだけでなく地域全体が参加する取り組みが進められています。

地元の声



地元からの期待も高まっています。高丘小学校の校長である東谷 公義様は「今回の体験が子どもたちに地域を知るきっかけになってほしい」と述べ、地域の未来を担う若者たちへの期待が寄せられています。また、漁師の高谷氏は「生産量を増やすためには消費も必要であり、セブン‐イレブンさんが扱ってくれるとやる気が出る」と語りました。地域に活気をもたらす取り組みとして、プロジェクトが注目を集めています。

今後の展開



セブン‐イレブン・ジャパンは、今後も「海とこんぶの森プロジェクト」を通じて、商品化や収穫体験を地域と連携しながら進める予定です。持続可能な社会に向けて、環境保全や地域の活性化に貢献するための取り組みを継続していく方針です。これにより、地域の未来を担う子どもたちに環境への理解を深める機会を提供することが、重要な使命となっています。

海とこんぶの森プロジェクトは、地域と協働し、未来を見据えた持続可能な取り組みであり、その成果が楽しみです。


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