多世代で子どもたちを見守る14年の成果を称え、未来へつなぐ「ありがとうセレモニー」

地元の絆を感じる「ありがとうセレモニー」

2011年、東日本大震災の影響を受けた石巻市に、子どもたちの居場所を提供するために設立された認定NPO法人「こども∞感ぱにー」は、地域に根差して14年間活動を続けてきました。今、その成果を称え、次のステップへ進むための移転を前に、特別なイベント「ありがとうセレモニー」を開催します。

セレモニーの意義

「子どもがありのままの姿で過ごせる場所」として、こどぱにーは“プレーパークわたのは”を14年間育ててきました。この場所では、手づくりの遊具や土の香り、焚き火を囲む温かな輪が形成され、地域の人々が子どもたちを見守ってきました。セレモニーでは、これまでこの場を支えてきたすべての方々に感謝の気持ちを込め、笑顔あふれるひとときを共有します。

記念すべきイベントプログラム

「ありがとうセレモニー」は、2025年6月15日（日）にプレーパークわたのはで開催されます。午前10時30分に受付開始、11時には第一部の感謝のセレモニーが行われ、続いて地域の皆さんと共に子ども食堂を運営し、12時30分からはみんなでお昼ごはんを楽しみます。大遊び大会が行われる午後1時30分からは、子どもたちも大人も楽しめる場が広がります。

このようなイベントを通じて、地域の方々と一緒に未来の「あそび場づくり」を模索していきます。参加は無料で、どなたでも気軽にご参加いただけます。お子様連れの家族や地域住民の方々にぜひご来場いただきたいです。

地域とのつながりを大切に

震災後、子どもたちの遊び場が失われた時、こどぱにーは「遊びは、命を育てる力だ」という理念のもと、地域でのあそび場づくりに取り組みました。この14年間で、54,000人以上の子どもたちを支援してきた実績があります。

新しいプレーパークでは、これまでの経験を生かし、さらなる成長を目指していきます。皆様のご来場を心よりお待ちしております。