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南三陸町観光協会、初の防災産業展出展

南三陸町観光協会が東京ビッグサイトで行われる『防災産業展2026』に初出展することが発表されました。この展示会は防災・減災・危機管理に関する新たな技術やソリューションが紹介される場で、企業や自治体、防災関係組織が集まる貴重な機会です。

南三陸町は、2011年に発生した東日本大震災の影響を大きく受けた地域。震災を経験したことがあるからこそ、観光協会は防災教育や災害伝承活動に力を入れてきました。具体的には、地域の語り部ガイドや行政、地域企業と連携して、震災の教訓を地域内外に広める活動を続けてきました。これまでに140,000人以上の方々に向けて防災プログラムを提供しており、その成果を全国に発信する絶好の機会が訪れました。

防災×SDGs研修

今回の出展では、「防災×SDGs企業研修」という企業向けの防災プログラムを紹介します。この研修は、ただ机上の知識を学ぶのではなく、実際に行動するための考え方や方法を身につけることを目的としています。特に、震災から得た知見を生かし、実践に基づいた内容で進めています。

南三陸311メモリアルの役割

南三陸町には、震災の記憶を風化させないように設立された「南三陸311メモリアル」という震災伝承施設があります。この施設では、「もしあなたがその場にいたらどう判断し、行動するのか？」をテーマにしたラーニングプログラムを参加者に提供しています。これにより、訪れた方々に実際の経験を基にした学びを促進し、自らの行動を考え直すきっかけを提供しています。

防災産業展の意義

南三陸町観光協会の出展は、地域に根付いた防災の取り組みを広めるだけでなく、「自然災害に備える社会づくり」にも貢献するものです。震災を通じて得た知恵やノウハウを全国の企業や自治体と共有することで、より安全な地域社会の実現を目指しています。

お気軽にお越しください

私たちのブース（7B-70）に多くの皆様にお越しいただき、防災についてお話しできることを楽しみにしています。また、事前に研修資料を希望される方は、必ず「企業向け研修資料希望」とご記載の上、こちらのリンクからお申し込みください。

参加者の声

研修に参加した方々からは、「実践的で役立つ内容だった」との声が寄せられています。これからも、南三陸町観光協会は地域の防災力を高めるため、さまざまな取り組みを続けていきます。

展示会情報

• - 開催日時: 2026年1月28日（水）～30日（金）10時～17時
• - 会場: 東京ビッグサイト 東ホール
• - 主催: 日刊工業新聞社
• - 共催: 日本防災産業会議

さらに詳細な情報については、防災産業展2026公式サイトをご覧ください。

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