新たな時代の介護支援システム「ケア樹 Enterprise」
宮城県仙台市に本社を構える株式会社グッドツリーが、介護業界のデジタル化を推進すべく、昨年5月に発表されたサービスの強化を経て、大規模法人向けの介護ソフト「ケア樹 Enterprise」の正式提供を始めました。この新たなサービスは、特に多様なニーズを持つ大規模法人に焦点を合わせ、導入しやすい価格体系を設けています。まずは、この新システムの魅力や特長をご紹介しましょう。
介護事業者のニーズに応えたプラン
「ケア樹 Enterprise」は、主に2つのプランから選択できる柔軟なシステム設計を提供しています。
プラン30
このプランは、30事業所以上を運営する介護法人を対象にしており、競合他社の介護ソフトの年間運用費用の50%以下を保証します。つまり、コストを大幅に抑えながら、質の高いサービスを受けることができるのです。
プランOEM
こちらのプランは、介護事業法人が自社ブランドで介護ソフトを提供できるよう設計されています。23種類の介護サービスに対応し、ニーズに応じて1種サービスからフルセットまでを選択可能。さらに、AIを活用したデータビジネスでの協業も提案しています。
両プランにはオプションとして法人ごとの独自ニーズに柔軟に対応できる「エクステンション(拡張)」機能があり、カスタマイズが可能です。
介護業界の背景と「ケア樹」の進化
最近の介護業界では、事業所の統合やM&Aが進み、大規模な法人化が急激に進展しています。多くの法人が導入している介護ソフトは、既存のパッケージからオーダーメイドまで多様ですが、高額な運営費や維持費、機能面での制限がデジタルトランスフォーメーション(DX)の障壁となることが増えています。
「ケア樹」は、10年以上にわたり多くのユーザーの要望に応え、高機能で扱いやすいシステムへと進化しました。その特長を生かした新サービス「ケア樹 Enterprise」は、法人独自の課題解決を支援し、DXの推進をサポートします。
最新の「ケア樹 Enterprise」の特長
「ケア樹 Enterprise」は、特に大規模法人にフォーカスしたいくつかの特長を持っています。
1.
マルチサイドプラットフォーム
全国の介護事業所から高い信頼を受けた「ケア樹」は、最新の機能とサポートを提供し、業務負担を軽減しつつ生産性を高めます。
2.
エクステンション(拡張)
パッケージ提供の「ケア樹Free」と異なり、「ケア樹 Enterprise」は法人のオペレーションに応じたカスタマイズに対応しており、さらに自社ブランディングも可能です。
3.
提供価値は“余裕”
資金、時間、選択肢、未来に向けての余裕を提供し、介護業界の変革をサポートします。
ロードマップと未来
グッドツリーは「シニアライフをサポートするプラットフォームの提供」をビジョンに掲げており、2025年に新たな戦略ステージ「Data Biz」へ移行する計画があります。この時期には、介護事業者がデータを有効活用するフェーズに入ってくるでしょう。
企業情報
株式会社グッドツリーは、代表取締役の西原翼氏が率いる企業で、設立は2005年。資本金は6000万円で、現在は全国で4000以上の介護事業所にサービスを提供しています。
「ケア樹 Enterprise」の詳細に関心のある方は、公式ウェブサイトをぜひご覧ください。以下のリンクからご覧いただけます。
公式ウェブサイト:
ケア樹 Enterprise ご紹介ページ
介護という重要な分野において、グッドツリーの新しい取り組みがどのような変化をもたらすのか、今後も目が離せません。