国境を超えたビールの融合 - Biru Shiso Lemon Goseの誕生
宮城県亘理郡に位置するビール醸造所、Falò Brewing(ファロブルーイング)が、オーストラリア・ビクトリア州の醸造所Sailor's Grave Brewing(セイラーズグレイブブルーイング)と協力して新たなコラボレーションビール「Biru Shiso Lemon Gose」(ビール シソ レモン ゴーゼ)を5月11日から数量限定でリリースします。このプロジェクトは、国境を超えたクリエイティビティの結集を目指しています。
コラボレーションの始まり
この特別なコラボは、2019年に東京で開催されたMikkeller Beer Celebrationで始まりました。当時、Sailor's Grave Brewingの共同創業者であるChrisとGab Mooreが日本を訪れ、Falò Brewingの代表、半田成と出会ったことがきっかけです。半田は、2022年から2023年にかけてオーストラリアの醸造所での経験を持ち帰り、地元の素材を大胆に取り入れたビール造りを学んできました。そして、戻った後も両方の醸造所同士で交流を続け、その関係が実を結ぶ形で新しいビールの誕生に至ったのです。
両国の素材を使用したビール
「Biru Shiso Lemon Gose」は、ドイツ発祥のサワービールスタイルであるゴーゼを基にしています。このビールは、日本とオーストラリアの素材を組み合わせたものです。Falò Brewingでは瀬戸内産のレモンを使用し、Sailor's Grave Brewingでは柚子を用いています。両国の共同レシピには、赤紫蘇と海水塩が加えられ、爽やかな柑橘の香りとフローラルな紫蘇の香り、微かな塩味が絶妙に組み合わさっています。アルコール分は4%で、350mlの缶と15.5Lの樽で提供されます。
ラベルデザインの特長
ラベルデザインは、Sailor's Grave Brewingの手によって、桜のデザインが用いられています。これは日本の春を象徴しており、桜が咲く季節に醸造されたことを反映しています。
限定販売と今後の計画
「Biru Shiso Lemon Gose」は、全国のクラフトビール専門店および飲食店で、5月11日より順次販売されます。ただし、このビールは数量限定ですので、興味のある方は早めの購入をお勧めします。また、オーストラリアでは5月1日に現地リリースが行われています。
今後については、2026年6月には第2弾のコラボレーションビールのリリースを予定しています。第2弾では、シングルデコクション製法を用いたラガービールが登場する予定で、引き続き日豪両国の飲み物文化の融合が楽しめそうです。
Sailor's Grave Brewingについて
Sailor's Grave Brewingは、2016年に設立され、オーストラリア・ビクトリア州のEast Gippslandに位置しています。小さな町Orbostに拠点を置き、独自の素材を活かしたビールづくりが特徴です。2025年にはMelbourne Food & Wine Festival AwardsでLocal Hero Legendsに選出されるなど、高い評価を得ています。彼らのビールは、地元の豊かな自然と質の高い素材によるものです。
Falò Brewingについて
Falò Brewingは、2021年に旧坂元中学校をリノベーションして設立された地元密着型のブルワリーです。代表の半田は、ビールを通じて人々に幸福を提供することをミッションとし、地域とのつながりを大切にしたビール造りをしています。
まとめ
「Biru Shiso Lemon Gose」は、国境を超えたクリエイティビティの結晶です。宮城とオーストラリアそれぞれの素材が融合したこのビールを、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。お楽しみに!