宮城県 松島フットボールセンターに環境配慮型人工芝登場
宮城県の松島フットボールセンターに、アイリスオーヤマが開発した環境配慮型人工芝「GEO-TURFKHターフ」が導入されました。この新商品は、マイクロプラスチックの流出を抑制するための設計がされており、海洋汚染を防ぐことに特化しています。実際に、この人工芝が敷かれることで河川や海の水質改善に貢献できることが期待されています。
環境にやさしい設計
「GEO-TURFKHターフ」は、特別な設計が施された人工芝で、競技エリアの周囲に敷設することで、充填チップ材や破断パイルと呼ばれる材料の流出を大幅に抑えます。この人工芝の芝葉部分は、耐久性と立ち上がりを高めるためにV字型に設計されており、パイルの密度も高くなっています。これにより、将来的なメンテナンスコストも削減できることが期待されます。
地域振興と復興支援にも寄与
アイリスオーヤマのスポーツ施設事業は、単に省エネを追求するだけでなく、地域の交流や振興にも貢献しています。新しい人工芝は、福島県南相馬市にある工場で製造されており、震災からの復興を支援するために設立されました。地域に新たな雇用を生むとともに、復興支援にもつながっています。
今後の展望
松島フットボールセンターでは、環境配慮型人工芝の導入に続き、2025年5月には人工芝の全面張り替えを予定しています。この際には、FIFAおよびJFAの認証を受けた耐久性と耐摩耗性に優れた「BS400 ターフ」が使用される予定です。そして、充填剤としては熱中症対策のために遮熱チップも導入されるため、選手たちがより快適にプレーできる環境が整えられるでしょう。
今後もアイリスオーヤマは、スポーツ産業の発展と地域社会課題の解決に向けて努力し続けていく決意です。地域に愛されるスポーツ施設として、松島フットボールセンターのさらなる発展にも期待が寄せられています。
詳しい導入事例については、
こちらをご覧ください。