「宮城ふるさとプラザ」が有楽町に新オープン!
2025年8月8日(金)、東京・有楽町に「宮城ふるさとプラザ」が待望のオープンを果たしました。このアンテナショップは、宮城県の特産品や文化を発信する拠点として、多くの方々からの支援を受けて実現したものです。オープンに先立ち行われたクラウドファンディングでは、なんと1,227人から28,236,711円の支援が寄せられました。これは、2024年12月に閉店した池袋の店舗への多くの声に応える形で時計が動き始めたからです。
店内には、宮城の魅力が詰まった約800点の商品が並んでおり、特に人気の「ずんだシェイク」や「ずんだソフト」を味わえるイートインコーナーも併設。さらには、生産者との直接の交流を楽しめる体験コーナーも充実しています。都心で手軽に宮城の味を楽しめるこのスポットは、まさに新たなる「宮城県」の味覚の発信地です。
オープンまでの道のり
宮城ふるさとプラザは、2005年に池袋で開設され、首都圏における宮城産品の販売拠点として多くの方に愛されてきました。震災後には多くの人々が「宮城を応援したい」とここを訪れ、売上も震災前の約2.5倍に達するという盛況ぶりでした。しかし2023年12月、賃貸契約の満了に伴い、池袋の店舗は閉店の運びに。そこで県民の皆さまからは存続を望む声が相次ぎました。それに応えて「宮城ふるさとプラザ」を運営する公益社団法人宮城県物産振興協会は、新しい店舗を設立することを決定したのです。
クラウドファンディングを通じて得た多大な支援を背景に、店舗の開設準備が進められました。コロナ禍の大変な時期でしたが、2024年初頭に日本橋・茅場町で仮設店舗が開かれ、名物商品を用意してお客様を迎え入れました。このたび、皆さまにおなじみの場所で本設店舗がオープンしたことに、関係者一同も喜びを隠せない様子でした。
盛大なオープニングセレモニー
オープン初日、宮城ふるさとプラザを祝うために、多くの人々が集まったオープニングセレモニーが開催されました。宮城県のゆるキャラ「むすび丸」や、「仙台弁こけし」も登場し、会場には笑顔と活気が溢れました。みやぎ絆大使の山寺宏一さんも駆けつけ、鏡開きによる樽酒のふるまいを行いました。このお祝いの瞬間には、来場者も一緒に盛り上がり、開店を祝う大きな拍手が巻き起こりました。
「たくさんの方の支援でオープンにこぎつけました。これからも盛り上げていきたい」と語る山寺さんの言葉は、多くの来場者の心に響くものでした。この場所が多くの人々に宮城の魅力を届ける場所となることを期待しています。
宮城の食材が揃う充実の店舗
店舗内には、牛たん、ずんだ、笹かまぼこなど、宮城を代表する約800点の特産品が取り揃えられています。「三角油揚げ」や「喜久福」といった宮城らしい味覚も販売されており、選りすぐりの品々が訪れる人々を魅了しています。特に「ずんだシェイク」や「ずんだソフト」は、老舗茶屋「お茶の井ヶ田」が監修しているもので、濃厚な味わいが楽しめます。
さらに、この店舗では生産者の方々が商品を持参し、直接お客様に商品の魅力を伝える試食コーナーも設置されています。実際の味を体験しながら、その背景を知ることができる貴重な機会です。オープン日には石巻で生産されたいわしハンバーグの試食が提供され、多くの方々がその味を楽しんでいました。
定期的に開催されるイベント
オープンからは、様々な期間限定イベントが計画されています。例えば、仙台の名菓「萩の月」の特別販売や、いわしハンバーグの試食販売、宮城の地酒の試飲会などが行われ、訪れる人々にとっても楽しみが尽きない日々が続くことが展望されています。これにより、地域の魅力を身近に感じることができ、ますます多くの方々に宮城を知ってもらうきっかけとなるでしょう。
最新情報とお得な情報
「宮城ふるさとプラザ」は、営業時間が平日10:30から19:30、土日祝は10:30から19:00まで営業しています。東京交通会館地下1階というアクセスの良さから、ちょっとした立ち寄りにも便利です。お仕事帰りや観光の合間にぜひ訪れてみてください。宮城の食や文化をあなたの生活に取り入れて、お楽しみください。
今後も、より一層充実した店舗運営やイベントの企画が行われ、多くの方に楽しんでいただけるよう努めてまいります。ぜひ「宮城ふるさとプラザ」を通じて、宮城の風土や文化を身近に感じてみてください。