宮城県女川町に新たな台所が誕生!
宅配おかずの新たなビジネスモデルとして注目されている「つくりおき.jp」を運営する株式会社Antwayが、2025年1月24日、宮城県女川町に新しい製造施設を立ち上げます。この取り組みは、青森県と秋田県へサービスの提供を開始することを目的とし、地域活性化や被災地復興支援を視野に入れています。
新キッチンの背景と目標
Antwayと提携したのは、女川町で水産業を営む株式会社鮮冷です。鮮冷は水産加工に特化した企業で、地域の水産業の復興と新たな事業分野への挑戦を進めています。この連携により、Antwayは鮮冷のノウハウを活用しつつ、多品種・大量調理を実現。女川町を拠点にすることで、東北エリアの多様なニーズに対応する体制を整えました。
新しい製造拠点が開かれることで、製造能力は大幅に向上し、青森県及び秋田県での注文受付も2025年1月20日から開始される予定です。これにより、より多くの家庭に手作りのおかずを届けられるようになります。
地域との連携による新たな挑戦
女川町の新キッチンは、地元の水産物を活用し、さらに地域の雇用創出にも寄与する予定です。鮮冷が提供する新鮮な魚介類や地元食材を使ったお惣菜は、地域色豊かで、利用者からも高い評価を得るでしょう。
さらに、Antwayはこの新たな展開を足がかりにして、2025年中には西日本への配送エリア拡大も計画しています。これに伴い、年間で2,000万食以上の提供体制を視野に入れ、フランチャイズ展開を進め、さらなる製造能力の向上を目指します。
「つくりおき.jp」の魅力
「つくりおき.jp」は、調理経験豊富なシェフと管理栄養士が監修した手作りのお惣菜を、お届けする人気の宅配サービスです。毎週、家庭に冷蔵便でお届けし、家事の負担を軽減します。料金もお手頃で、1人前798円から利用できるため、忙しい家庭に最適です。現在提供されているレシピは1,000種類以上で、週替わりで楽しめるのも大きな魅力です。
さらに、週3食プランと週5食プランがあり、充実した食生活をサポート。今回の展開を機に、地域に密着した新たなサービスが広がることを期待しています。
企業向けの取り組み
Antwayでは、一般家庭向けだけでなく、企業向けの福利厚生サービスも提供しています。これにより、企業の社員食堂や福利厚生としての利用も可能となり、従業員の健康促進にもつながっています。また、フランチャイズを通じて、新しいパートナー企業を募集中です。
会社情報
株式会社Antwayは、家庭からの義務を軽減し、誰もが充実した時間を持てる社会を目指しています。東京都千代田区に本社を置き、2018年に設立されました。興味のある方は、公式ウェブサイトをチェックしてみてください。