地域の魅力を発見!『まきボラ』プロジェクト
概要
石巻市で新たなボランティアプロジェクト『まきボラ』が、2025年秋から本格的にスタートします。このプログラムは、高校生や大学生に地域の魅力を再発見してもらうことを目的としています。「まきボラ」という名称は、“いしのまき”のボランティア活動への挑戦を意味しています。
プロジェクトの背景
2011年の東日本大震災以降、宮城県石巻市はさまざまな分野で復興に向けて努力してきましたが、地域の人口減少という問題も抱えています。そのため、地域の高校生や大学生は早いうちから地域の魅力を理解せずに卒業してしまうケースが多くなっています。『まきボラ』は、そんな若者たちにボランティア体験を通じて地域の大人たちとの出会いを促し、石巻の魅力を感じてもらうことを狙っています。
主な活動内容
『まきボラ』は、春休みや夏休みを中心とした長期休暇の期間に行われる予定ですが、地域のイベントにも積極的に参加します。具体的には、子ども食堂を手伝ったり、飲食関連のボランティア活動、さらには地域のお祭りなどでも活動を行います。たとえば、将来の就職や進学に役立つ活動実績としても評価されています。
秋のプログラムと受け入れ先
2025年秋には、役8の事業所がボランティアを受け入れ、さまざまな体験プログラムを用意しています。事前の説明会や企業との顔合わせも行われ、活動の準備を整えていきます。
プログラム例
1.
石巻一箱古本市: 地元の本を楽しむイベントの運営サポート。
2.
自然探検くらぶにっか: 小学生向けのお茶の体験活動をサポート。
3.
お茶の桜井園: 日本茶の飲み比べイベントで参加者の案内。
4.
石巻アートプロジェクト: アートに関するワークショップの補助。
5.
犬楽園: ペットと交流するイベントでのサポート。
6.
石巻パンパク: パン博覧会の運営を手助けします。
参加者の体験
前回の『まきボラ』では、2023年以降に計5回の開催があり、のべ288名が参加しました。参加者は小グループでボランティア活動を行い、スキルを身につけるだけでなく、地域の人々との交流を楽しむことができます。また、各活動後に振り返りを行い、次回への活かし方を考えます。これにより、単なるボランティア経験以上のものが得られるでしょう。
まとめ
『まきボラ』を通じて、高校生や大学生が地域の大人たちとともに、石巻の様々な魅力を発見し、自分自身の可能性を広げていくことが期待されています。地域への愛着を深めるため、ぜひ参加してみませんか?詳細は公式サイトをご確認ください。