仙台市の技術革新 - 校正不要のpHセンサー、デモ機設置
宮城県仙台市に本社を置く株式会社チックは、水中ソリューションの新たな扉を開く加速度的技術を導入しました。それはANB Sensors社製の「ANB Sensors Calibration-free pH Sensor」です。このセンサーは、校正作業が不要で、手間を大幅に削減することが可能です。デモ機は社内のプールに設置され、実際の使用シーンを模したデモンストレーションが行われる予定です。これにより、ROV(遠隔操作無人潜水機)およびUSV(水上無人艇)への導入も視野に入れた実機検証が進んでいます。
新型pHセンサーの特長
この新しい校正不要pHセンサーは、2026年6月に発表されたばかりの製品です。従来型のガラス電極式pHセンサーは、定期的な手動校正が必要で、維持管理が難しいとされていましたが、ANB Sensorsのセンサーでは、自動キャリブレーション機能が搭載されています。特に、約75,000回の測定ごとに、センサー自身が研磨のタイミングを教えてくれるため、日々の管理が非常に簡単になります。
多機能で利便性が高い
さらにこのセンサーは、pHだけでなく水温、塩分、電気伝導度も同時に測定可能です。内蔵メモリが8GBもあるため、単体でのデータロギングも容易に行うことができます。このように、様々なデータを一つにまとめられるのは、環境調査や水質監視活動にとって大きな利点でしょう。
専用のラインナップで多様な運用に対応
ANB Sensorsは、深度5mまで対応した「AQ5」と、深度300mにまで耐えられる「OC300」の2種類のセンサーを用意しており、利用シーンに応じて選択可能です。専用マウントや接続アダプタがあるため、BlueROV2やBlueBoatへの装着も容易に行えます。
今後の展開に期待
チック社では、このデモ機から得られるデータや実演の様子を、公式WebサイトやSNSで順次発信していく予定です。技術進歩が進む中、私たちの水質監視がさらに便利で効率的に行えるようになるのは、喜ばしいことです。これにより、水質を気にかける研究機関や自治体、さらには水産業や養殖業など、幅広い分野で活用されることが期待されています。
この校正不要pHセンサーは、導入コストや維持管理の手間から解放してくれる理想のソリューションとして、注目を集めています。デモ機の実演は近日中に公開予定なので、興味のある方はぜひ公式ウェブサイトをチェックしてみてください。今後さらなる詳細が発表されることを楽しみにしています。
お問い合わせ
詳しい情報やデモ機の実施状況などは、株式会社チックの公式サイトをご覧ください。インタラクティブな水質監視の新時代が始まります。