医療的ケアを必要とする子どもたちの未来を考える
仙台から新たな希望を発信するプロジェクト『ほのぴあ』。これは、医療的ケア児や重い障害を抱えるお子さんを育てる母親たちの声をもとに誕生した市民協働の取り組みです。孤独を感じがちな家族同士をつなぎ、先進的なピアサポートを通じて「誰も取りこぼさない未来」を実現することを目指しています。
今回、『ほのぴあ』は「第2回ほのぴあ・リアルイベント」を実施することが決定し、参加者を募集中です。
イベント概要
今回のイベントでは、「就学から卒業後まで」というテーマが掲げられています。子どもたちが学校での生活を始める際に準備するべきことや、卒業後の生活に関する疑問や不安を参加者が体験を交えて語り合う貴重な時間となるでしょう。
医療的ケア児・者とは、人工呼吸器、胃ろう、痰の吸引など、日常的に医療的なケアを必要とする方々を指します。一方で、重症心身障害児・者とは、重度の身体障害と知的障害を併せ持つ方々を指します。このように、参加者は多様な背景を持つ家庭が集まるため、さまざまな生活の知恵や経験を語り合うことが期待されます。
詳細情報
- - 開催日時: 2025年10月29日(水)10:30~12:30(受付は10:15から)
- - 会場: 青葉の風テラス 2F(仙台市青葉区青葉山2-1/地下鉄東西線 国際センター駅直結)
- - 対象: 医療的ケア児および重症心身障害児の家族と支援者(看護師、保健師、相談員など)
- - 参加費: 無料(事前申し込みが必要)
参加希望の方は、以下の参加申込フォームからお申し込みください。定員に達し次第、申し込みを締め切りますのでお早めに。
参加申込フォームはこちら
取材のご案内
本イベントは、仙台市と市民が一丸となって進める家族支援の先進的な取り組みを直接見ることができる貴重な機会です。メディア関係の方々には取材を受け付けており、興味のある方は事前にご連絡をお願いいたします。
- - お問い合わせ先: ほのぴあ事務局(社会福祉法人あいの実/カフェ・ドゥ・チルミル併設)
住所: 宮城県仙台市泉区西田中松下23
メール:
[email protected]
電話: 022-785-9440
ウェブサイト:
https://honopeer.ainomi.com
ほのぴあについて
『ほのぴあ』の名称は、“心を休める入江”を表す「ほのるる」と、仲間同士が助け合う「ピアサポート」とを掛け合わせた造語です。医療的ケアや重い障害を持つ子どもたちとその家族が、安心して交流し、未来へ共に歩むための「心の港」としての役割を果たすことを願って名付けられました。
このイベントを通じて、少しでも多くの家族がリンクし、共感し、支え合っていけることを期待しています。