あっぱれHRで新たな働き方を実現しよう
地域に根付いた価値観や、未だに残るジェンダーギャップは、特に東北地方において深刻な問題です。厚生労働省が発表した「女性の活躍推進企業データベース」によると、東北での女性の賃金は男性の70%を下回る企業が全体の7割を超え、全国平均を下回る状況にあります。このため、女性たちが自立し、志を持って働くことが難しくなっている現実が存在します。
特に、東北地方では在宅勤務や柔軟な働き方を導入している企業が少なく、多くの若年女性が希望する職に就けずに都市部へ流出する事例が見られます。また、子育てと仕事を両立させることに苦しむ声も多く、女性が自分らしく働くためには様々な壁が依然として立ちはだかっています。
私たちPalletは、これらの課題に対し、個人が我慢するのではなく、企業や地域、制度が共に変わっていく仕組み作りを目指しています。その一環として、BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)を活用した在宅勤務モデルを導入し、仕事とライフスタイルが両立できる環境を整備します。
あっぱれHRとは?
本事業では、企業の人事部門が行う定型業務(勤怠管理や給与計算、入退社手続きなど)をBPOとして受託し、専門のトレーニングを受けた女性たちが自宅でこれに対応できるモデルを構築しています。これにより、企業にとっては業務効率化が図られ、女性たちは実務スキルを習得しながら、将来的には地域企業に正社員として就職する機会を得ることができます。
社会的価値
この取り組みがもたらす価値は、女性にとっても企業にとっても大きなものです。女性は自分のライフスタイルに合わせて在宅で働くことができ、継続的なスキルアップやキャリア形成が促進されます。また、「戻れる場所」を持つ安心感も得られ、経済的な自立へと繋がります。企業側も柔軟な人材活用が可能になり、業務効率の向上や教育コストの削減を実現することができます。
イベント情報
「あっぱれHR」のサービス開始を記念して、特別なイベントを開催します。テーマは「地域女性 × リモート × BPO」,この新たな戦略に興味がある企業経営者や人事担当者はもちろん、多様な働き方に関心のある方々にぜひ参加していただきたい内容です。
- - 日時:2025年7月10日(木)17:00〜18:30(開場16:45)
- - 会場:仙臺緑彩館(仙台市青葉区)
- - 参加費:無料(要事前申込)
- - 定員:50名(予定)
- - 申込ページ:こちら
登壇ゲスト
- - 森本千賀子氏:株式会社morich代表、オールラウンダーエージェント。人材紹介やスタートアップ支援において多数の実績を持ち、メディアにも多数出演。
- - 志水静香氏:株式会社Funleash代表、人事コンサルタント。人事や組織開発に関する専門知識を持つ実力者です。
あっぱれクルーへの参加
「アッパレクルー」の説明会も随時実施中です。興味があるかたは、ぜひこの機会に参加して、私たちの取り組みに触れてみてください。詳細は
こちらです。
代表からのメッセージ
代表の羽山暁子は、10年前に東京から仙台に移住し、地域で働く難しさと可能性を実感してきました。地域で女性が再び力を発揮できる環境を整えることは、企業の女性活躍推進のみならず、地域の課題解決にも繋がります。「あっぱれHR」を通じて、女性と企業が共に成長し、地域の未来をつくっていきましょう。