一ノ蔵が震災復興支援プロジェクトを推進中！特別純米原酒発表

一ノ蔵が贈る特別純米原酒

宮城県大崎市に本社を置く株式会社一ノ蔵は、2024年の震災復興支援プロジェクトとして、特別純米原酒「3.11未来へつなぐバトン」を発売しました。このプロジェクトは、2011年の東日本大震災から生まれたもので、震災で大きな影響を受けた地域の子どもたちを支援することを目的としています。

プロジェクトの背景

一ノ蔵の本社がある大崎市も、2011年3月11日に震度6強の揺れに見舞われ、同年4月には最大余震の震度6弱を記録しました。震災直後、酒造りは困難を極め、従業員たちは不安を抱えていましたが、国内外からの温かい支援が支えとなり、復興への歩みを開始しました。

その中で感じたのは、復興の話題が多く報じられる一方で、被災した子どもたちの将来に対する不安が深刻であるという事実です。こうした現状を踏まえ、私たちは「次世代に恩返しを」という想いから「未来へつなぐバトン」という支援プロジェクトを立ち上げました。

プロジェクトの内容

「未来へつなぐバトン」において、一ノ蔵は毎年、特別純米原酒の売上金を全額寄付しています。この取り組みは2012年から始まり、2024年までに累計で86,673,757円の寄付を目指しており、今年は約4,000Lの販売を予定しています。

この寄付金は、ハタチ基金を通じて、震災発生時に生まれた子どもたちが20歳になるまでの支援活動に使われます。今後も一ノ蔵は、地域の未来を見据えた取り組みを続けていく方針です。