ONEARTの活動
2025-07-29 11:14:25

重度障がい児の表現を広げる「ONEART」─地域で貢献するアートプロジェクト

重度障がい児とアーティストが描く「ONEART」の魅力



最も無垢で純粋な表現が生まれる場所、「ONEART」をご紹介いたします。このプロジェクトは「アートに障がいはない」という信念のもと、重度障がいを持つ子どもたちが自らの感覚や動きで生み出すアート表現を、プロのアーティストが一緒に完成させるというユニークな取り組みです。

子どもたちの表現を受け取るアートの力


「ONEART」では、子どもたちが描く「線」や「色」をアーティストが希釈し、作品として具現化します。この仕組みにより、生まれてくる作品は単なるアートにとどまらず、社会とのつながりを深める役割を果たします。これまでに創作された作品は全国各地で展覧会を開催し、企業や個人によってレンタルや購入が行われています。

特に魅力的なのは、作品が売れることによって、収益の一部が奨学金として子どもたちに還元される点です。アートを通じて子どもたちが経済的支援を受けることで、より多くの表現の機会を得られるのです。

参加者を募集中


現在「ONEART」では、全国の福祉施設、デイサービス、支援学校等を対象に参加施設を常時募集しています。プロジェクトへの参加は無料で、条件としてはその趣旨に賛同し、アート活動を受け入れる施設であれば大歓迎です。これにより、様々な施設が「つながるアート」を体験し、共感の輪を広げていくことが期待されています。

実施ワークショップとスケジュール


「ONEART」は訪問型ワークショップを実施しており、アーティストによる指導のもと、参加者は約10分間、自由な表現を行います。作品は展覧会で発表され、さらには販売されることもあり、その収益は子どもたちへ奨学金として提供されます。

2025年度には、神戸、名古屋、札幌、仙台、東京で展覧会が予定されており、各地で作品が披露される機会が設けられています。

地域 お絵かき時期 展覧会開催予定
-- --- ----
神戸 12月中 翌年2月(神戸市内)
名古屋 3月中 5月(名古屋市内)
札幌 6月中 8月(札幌市内)
仙台 8月中 10月(仙台市内)
東京 8月中 11月(東京都内)

「ONEART」が目指す未来


「ONEART」は単なるアートの提供に留まらず、子どもたちが描くどんな小さな「線」や「色」も尊重し、それが社会の誰かの心とつながることを目指しています。アートを通じて、すべての人がその表現を共有し、参加できる社会の実現に向けて活動しています。

ぜひご協力を


「ONEART」の活動は、多くの方々の協力によって成り立っています。今後も子どもたちが表現できる場を増やし、その力を引き出していくために、皆様の支援を心よりお願い申し上げます。詳細については、一般財団法人ゆめいくまでお問い合わせください。公式HPやメールでのご連絡をお待ちしています。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

関連リンク

サードペディア百科事典: ONEART アート支援 障がい児

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。