2025年夏、地域リハビリの未来を担う学生インターンシップ「CBR NEXT」開催について

未来のリーダーに向けたインターンシップ「CBR NEXT」

2025年の夏、宮城県登米市で開催される「CBR NEXT」は、次世代のリハビリテーションやケアを志す学生にとって、貴重な学びの場となることを目指しています。このプログラムは、地域の健康に深く関わる“健康の社会的決定要因”に基づいた実践を通じて、参加者に新しい視点を提供します。

近年、リハビリテーションの現場では、病気や障害だけでなく、経済的な不安定さや社会的な孤立が健康状態に影響を与えることが明らかになってきました。りぷらすは、これらの要因を理解し、地域の生活環境やコミュニティにアプローチすることを重視しています。今回のインターンシップでは、実際のリハビリテーション現場を体感しながら、地域と密接に関わることができるのです。

プログラムの特色

「CBR NEXT」では、地域でのリハビリテーションを手がけるさまざまな職種が協働する現場を経験できます。医療、福祉、企業、NPOといった異なる分野の専門家との連携を直接観察し、実践することで、学生にとって深い学びが期待されます。また、参加者にはインターンシップ後のリフレクションタイムが設けられており、体験を内省し、今後のキャリアに繋がる貴重な学びを得ることができます。さらに、宮城県外からの参加者も大歓迎で、交通費や宿泊費はすべて支給されるため、金銭面の心配なく参加することができます。

開催概要

「CBR NEXT」の具体的な日程は以下のとおりです。いずれかのタームに参加できます。

- 第1ターム: 7月29日（火）〜 7月31日（木）
- 第2ターム: 8月19日（火）〜 8月21日（木）

また、プログラム開始の前にはオンラインでのオリエンテーションがあり、参加者には事前にしっかりとサポートが提供されます。オリエンテーションは、7月18日（金）の19:00から行われ、またインターンシップ後には成果を振り返るリフレクションも設けられています。

対象者と申し込みについて

このインターンシップは、医療、福祉、看護、地域づくりなどに興味を持つ大学生や専門学校生を対象としています。参加費は無料ですが、定員が限られているため、早めの申し込みが推奨されます。申し込みは、専用のフォームから受け付けており、詳細は参加者への案内で確認できる仕組みです。

参加者の声として「地域と関わることの重要性を実感した」「専門性を活かす場ができることを知った」「実際の現場での体験から得られる感覚が非常に貴重だった」という意見が寄せられています。これらの声からも、参加者がどれほど深い学びを得ることができるかがうかがえます。

地域社会の健康を支える取り組み

このプログラムは、一般社団法人りぷらすが主催しており、地域に根ざした健康づくりの取り組みが行われています。りぷらすは、宮城県の石巻市と登米市に拠点を置き、地域住民と連携して、すべての人が健康的に暮らすことのできる社会の実現を目指しています。このような活動は、参加者にとってだけでなく、地域全体にとっても大きな意味を持つものです。