南三陸町産 天然あわびフェア開催のお知らせ
2025年11月21日(金)から、「南三陸町産 天然あわびフェア ~解禁日からの旬を味わう100日間~」が始まります。一般社団法人南三陸町観光協会・食の魅力プロモーション部会が主催し、昨年の成功を受けての2回目の開催となります。
南三陸町の豊かな魚介類文化
南三陸町は、古くから品質の高いあわびの産地として知られています。1928年の「大嘗祭」では、旧歌津町産の干しあわびが昭和天皇に献上されたという歴史もあります。あわび漁の解禁日には、地元の漁師たちが夜明け前から海岸へ向かい、従来の漁法で天然のあわびを捕まえる伝統が今も息づいています。
志津川湾の「海の森」
南三陸町の志津川湾は、豊富な海藻が育つ「海の森」が特徴。これが天然あわびの旨味の源です。最近はウニの食害により藻場が減ってきていますが、若手漁師たちがウニの管理や稚貝の放流などで海の未来を守ろうと奮闘しています。天然あわびは、そのコリコリとした食感や甘み、火を通すことで引き立つ旨味が魅力です。
フェアの詳細
「南三陸町産 天然あわびフェア」は、2025年11月21日から2026年2月28日までの100日間、南三陸町内の22の事業者が参加します。フェアに参加する飲食店では、新鮮なあわびを使った特色あるメニューが提供され、特に注目されるのが以下の2品です。
- - 活あわびのしゃぶしゃぶ:3,850円(税込) — 「天然の活あわびを贅沢に一枚まるごと。コリッとした食感を楽しめます。」
- - あわびの味噌煮丼:3,000円(税込) — 「昔ながらの手法で作られた味噌煮に仕上げた、柔らかあわびの丼です。」
また、宿泊プランとして「わさび食べ比べプラン」もあり、13,800円からの料金で、あわびのお刺身と踊り焼きを堪能できる特別プランです。
プレゼント企画も実施
フェア期間中に参加店舗で食事や宿泊をした方の中から、アンケートに答えた方に抽選で南三陸産の天然あわびが当たるプレゼント企画も行います。美味しい料理を楽しむだけでなく、運を試すチャンスにもなりそうです。
関連イベントも目白押し
フェア期間中は、関連イベントも満載で、12月21日には「歌津あわびまつり」、12月29日には「ラムサール志津川湾おすばで祭り」の開催が予定されており、さらには2026年1月18日と2月15日に活あわび即売会も行われます。これらのイベントもぜひチェックして、充実した冬のひとときを過ごしてください。
まとめ
南三陸町の「天然あわびフェア」は、新鮮で美味しいあわびの旬を存分に味わえる期間です。この機会にぜひ、足を運んでみてはいかがでしょうか。自然の恵みを活かした料理に舌鼓を打ちながら、南三陸町の魅力を再発見する素晴らしい時間が待っています。詳しい情報は、観光協会の公式サイトで随時更新されていますので、ぜひご覧ください。