健康をテーマにしたオリジナルレシピの発表会
宮城県の健康課題に貢献するため、森永乳業株式会社と宮城学院女子大学、さらに株式会社ヨークベニマルや株式会社魚国総本社、宮城県が連携して行った特別プログラム。その中で、大学の1年生たちが考案した114のレシピの中から、個性豊かな新たな健康メニューが選出されました。発表会は瞬く間に熱気に包まれ、学生たちの情熱が伝わる場となりました。
最優秀賞「さっぱりヨーグルトソースで食べるカツオの刺身」
最優秀賞に輝いたのは、生活科学部食品栄養学科の遠藤佳奈子さんが考えた「さっぱりヨーグルトソースで食べるカツオの刺身」。こちらのレシピは、地元の食材を活かしながら、健康を意識した美味しさが詰まっています。
材料(2人分)
- - ビヒダスヨーグルト:80g
- - かつお:160g
- - たまねぎ:140g(約3/4個)
- - しそ(葉):4g(約6枚)
- - こいくちしょうゆ:小さじ2(約12g)
- - わさび(練り):4g(約チューブ4cm)
- - 穀物酢:大さじ2(約30g)
- - 食塩:ふたつまみ(約1g)
作り方
1. たまねぎは繊維に平行に薄切りし、酢と食塩に漬ける。
2. しそは重ねて丸めてから細切りにする。
3. かつおは食べやすい大きさに切る。
4. ヨーグルト、しょうゆ、わさびを混ぜてヨーグルトソースを作る。
5. 皿にたまねぎ、かつお、ヨーグルトソース、しその順に盛り付ける。
遠藤さんは「ヘルシーだけど大満足」をテーマに、低脂質・高たんぱく質のカツオを主役にしたレシピを完成させました。特に、ビフィズス菌を生きたまま使用することにこだわったそうです。
優秀賞に輝いたアイデアたち
「脱・過剰塩分!1パックのヨーグルトから3つの副菜」髙橋世里菜さん
髙橋さんは、減塩をテーマにしたレシピを考案。ビヒダスヨーグルトを活用することで、手軽に健康的な食事の提案ができると自負しています。
「手軽に栄養摂取!タコライス!」門馬晴香さん
給食がない日の栄養不足に目をつけた門馬さんのレシピは、簡単に作れるタコライス。地元の新鮮な食材を使い、栄養面でも配慮されています。
森永賞「クリームチーズ風ヨーグルトのピザトースト」佐藤未藍さん
朝食欠食者の増加に対応した佐藤さんのレシピは、調理が簡単で栄養も摂れる優れもの。朝食として手軽に楽しめる一品です。
学生たちの熱意
学生たちの発表は、関係者100名以上の前で行われ、審査員からも「レベルの高さに感動した」との称賛が寄せられました。1年生でありながら、しっかりとした思考を持つ彼女たちの成長に期待が寄せられています。
この取り組みを通じて、宮城県の食材の魅力や健康的な食生活を広めることが期待されています。今後、発表されたレシピは森永乳業のWebサイトや店舗で紹介され、広く県民に愛されるメニューとして浸透していくでしょう。これにより、宮城県民の健康課題解決にも大きく貢献する取り組みとなるのです。