第17回IIBC高校生英語エッセイコンテスト受賞作品のご紹介
毎年、国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)が主催する高校生向けの英語エッセイコンテスト。今年も多くの高校生が応募し、様々な視点から「つながる心、広がる世界~コミュニケーションを通じた響きあい~」というテーマに挑みました。このたび、受賞者が決定し、その作品が発表されました。
受賞者とその作品
最優秀賞
圡屋 遼人(つちや はると)さん 仙台育英学園高等学校(宮城県) 1年
作品タイトル
: 『Thank you without saying』
この作品では、彼が小学校時代に障がいのある同級生とのやり取りから得た感謝の気持ちやコミュニケーションの本質について述べています。言葉だけでなく行動で伝わる感謝の大切さを描いた内容です。
優秀賞
菅原 俐亜(すがわら りあ)さん 洗足学園高等学校(神奈川県) 5年
作品タイトル: 『Flight』
聴覚に障がいのあるダンサーとの出会いから、言葉を超えた心のつながりを学んだ経験を元に、違いを受け入れ、理解し合うことの大切さを語るエッセイです。
優良賞
西宮 莉杏(にしみや りあん)さん 松山東雲中学・高等学校(愛媛県) 3年
作品タイトル
: 『HUG - Healing, Understanding, Giving』
アメリカに留学した際に経験したハグの重要性とは何か、オバマ元大統領とのエピソードを交えながら平和の願いを伝える内容です。
特別賞
受賞者:
呉 潤希(おう ゆに)さん(大阪府)
岡村 昊虹(おかむら こうこ)さん(高知県)
小西 琉偉(こにし るい)さん(滋賀県)
中村 修都(なかむら しゅうと)さん(大阪府)
林 悠椰(はやし ゆうや)さん(兵庫県)
これらの作品も、様々な視点からコミュニケーションの重要性を語っています。
日米協会会長賞
受賞者:
呉 潤希(おう ゆに)さん
圡屋 遼人(つちや はると)さん
* 西宮 莉杏(にしみや りあん)さん
審査員のコメント
IIBCの理事長、藤沢裕厚氏は、審査の過程で特に「心がつながる場面や、その後の変化」を重視したと語っています。今年の応募作品は特に留学経験や日常生活における心のつながりを描写するものが多彩でした。今後もこうした素晴らしい作品が増えていくことを願っています。
コンテストの意義
IIBCのこのコンテストは、高校生の英語力向上だけでなく、国際理解やコミュニケーション能力の重要性を広めることを目的としています。エッセイを通じて、若い世代が自分の考えを表現し、他者とのつながりを深める機会を提供できることは、このコンテストの大きな魅力の一つです。
若い才能が展開される場であり続けるIIBC高校生英語エッセイコンテスト。今後も彼らの成長を見守りながら、次回の応募にも期待が寄せられます。