次世代Wi-Fiスピーカー「Sound Rail」のご紹介
株式会社ミューシグナルが、このたび発表した「Sound Rail」は、従来のスピーカーシステムに革新をもたらす新しい製品です。ライティングダクトに設置できるため、商業施設やオフィス、飲食店など、さまざまな空間で利用できるのが特徴です。ここでは、Sound Railの魅力や仕様、導入シーンについて詳しく見ていきましょう。
機能と仕様
Sound Railは、複数のスピーカーを同期して音を発信できるWi-Fi通信技術を採用しています。この技術により、スピーカー間の遅延はわずか1.2ミリ秒以下。大空間でも音のズレを感じさせない自然な音場を実現し、店内BGMやアナウンスがより効果的に行えます。
- - 外形寸法: 68 × 68 × 128 mm (幅 × 高さ × 奥行き)
- - 電源: AC 100 ~ 240V
- - 最大消費電力: 10W
- - カラー: 木目、白、黒
親機となる「ミュートラックス(MT-SA0)」との連携により、音楽の供給が無線で行われ、配線工事を必要としません。スピーカーは照明と同じレールに簡単に取り付けられるため、既存の物件でも低コストで素早く導入可能です。
利用シーン
Sound Railはその応用範囲が非常に広く、いくつかの利用シーンを挙げてみましょう。
1.
商業施設のBGM配信: 周囲の環境に合わせた音楽を流すことで、顧客の購買意欲を刺激します。
2.
小売店や飲食店のゾーン別音量コントロール: 各ゾーンに合わせて音量を調整することで、快適な空間を演出。
3.
オフィスのアナウンス/BGMシステム: 社内のコミュニケーションを円滑にし、作業環境改善に貢献。
4.
公共施設の放送設備: 学校や公共施設での放送に適したクリアな音質を提供。
5.
イベントでの空間演出: 展示会などで雰囲気を盛り上げるBGMやアナウンスに最適。
インストールの容易さ
Sound Railは、ライティングダクトから電源を取得するため、新たな電源工事やスピーカーケーブルの敷設が不要です。照明と同じスタイルで取り付けられるため、施工もスムーズ。さらに、既存の空間を傷めずにレイアウトを変更したり、スピーカーの追加が可能です。これにより、利用者は柔軟な音響環境を手に入れることができます。
展示会のご案内
Sound Railは2025年11月19日(水)から21日(金)まで幕張メッセで行われる「Inter BEE 2025」に出展されます。ブース番号はホール3の3104です。実際に製品のデモを体験できる機会ですので、ぜひお越しください。
会社概要
株式会社ミューシグナルは、音響機器の製造販売を手掛けている企業で、代表取締役は宮崎晃一郎氏です。音響の運用に関する様々なニーズに応える革新的なサービスを提供し続けています。
- - 所在地: 宮城県仙台市青葉区上杉2丁目3-7 K2 小田急ビル 4F
- - 設立: 2019年10月
- - 事業内容: 音響機器の製造販売、受託開発
- - URL: ミューシグナル公式サイト
これからの音響環境を変える「Sound Rail」の展開に、ぜひご注目ください。