手術予定管理SaaS「オペプロ」が病院経営イノベーションピッチ2025で最優秀賞受賞

手術予定管理SaaS『オペプロ』が最優秀賞を受賞

2025年10月25日に開催された「病院経営イノベーションピッチ2025」において、株式会社ソラメドが手術予定管理SaaS『オペプロ』で最優秀賞を受賞しました。本イベントは、病院経営分野における社会課題解決を目指す企業が集う場で、医療業界の課題に対する新しいアプローチが評価されます。

受賞概要

ソラメドは、次の2つの賞も受賞しました:

- PoC賞: 実証実験の機会を得た2つの主要な医療機関から感謝状を受賞。

- 一般社団法人慈恵会理事長丹野智宙様
- 社会医療法人岡本病院法人事業部事務長髙田裕様

- 企画委員賞: 株式会社日本経営代表取締役社長橋本竜也様より推薦を受けました。

「病院経営イノベーションピッチ2025」は、医療機関の経営層や管理者たちが集まり、現場の課題解決に向けたスタートアップや企業が実績を発表します。審査には、理事長や院長クラス、金融やヘルスケアの業界のリーダーたちが参加し、医療DXや業務効率化などのテーマで議論を重ねます。この背景の中、ソラメドは『オペプロ』の実績を紹介。

『オペプロ』の実績

『オペプロ』は、手術予定の管理を効率化し、手術室の利用を最適化するクラウドサービスです。具体的には、手術待機の状況を見える化し、空き時間の早期共有や再割当を可能にします。
PoC実施中の2つの医療機関では、134件の手術増加や、手術室の稼働率が2.2%向上したことが報告されています。また、時間外手術を15%減少させ、病院の年間収益を1.3億円改善する効果を確認しました。

このように、『オペプロ』は、医療の逼迫や人材不足の時代においても、病院経営の収益性を向上させる強力な手段とされています。

今後の展望

ソラメドは引き続き『オペプロ』を通じて病院経営の改善を推進し、医療従事者の働き方改革にも寄与する予定です。新たに2つの医療機関から実証実験の機会をいただき、来年度には他の機関における導入・共同検証を計画しています。

また、株式会社ソラメドではビジネスサイドでの仲間を募集中です。医療の未来に情熱を持つ方々の参加をお待ちしています。