ミンテルが革新を称える!『MMI2026』の応募がスタート
世界的な市場調査企業のミンテルが、最も革新的な商品を選ぶアワード『MMI2026』の応募受付を開始しました。このアワードは、消費財業界における革新的な取り組みを表彰し、業界の発展に寄与することを目的としています。応募はすでに日本国内で可能であり、Globalな視点が求められています。
イノベーションの不足が浮き彫りに
2024年に世界で発表された消費財のうち「新商品」と呼べるものはわずか35%に過ぎず、過去のデータと比較すると明らかに減少しています。市場が急速に変化する中で、真の革新が求められているにもかかわらず、多くの企業は、安全策を優先し、漸進的な改良に依存している現状があります。
ミンテルのグローバルリサーチ&インサイト部門のプレジデント、ジュリー・ライザー氏は、「消費者は新しいものを試すことに積極的であり、企業はその期待に応える必要がある」と述べています。特に、Z世代やミレニアル世代の消費者が活発な中で、期待を超える商品が求められています。
前回の受賞商品の紹介
前回のMMIでは、ユニークなアイデアで各カテゴリーを再定義する企業から受賞商品が選ばれました。ハーゲンダッツは、アイスクリームの枠を越えて、乳製品・グルテンフリーのヨーグルト「Vanilla Bean Cultured Crème」を発表しました。美容・化粧品部門では、Izzyの「ゼロ・ウェイスト Zero Waste Dew-Bomb Glowy Hydra Milk」が持続可能性の新たな基準を確立しました。
日本からの受賞企業の声
日本では、花王株式会社や森永乳業株式会社が前回の受賞企業として名を連ねました。花王の小林達郎氏は、生活者目線で考えた商品の評価に喜びを表し、森永乳業の西岡照洋氏は選ばれたことが嬉しいと語りました。
審査員について
MMI2026では、業界の専門家たちによって審査が行われます。すでに著名な審査員が決定しており、今後も追加される予定です。グローバルな視点をもって、革新を推進しているブランドに光を当てることが目的です。
参加する意義
参加者は、このアワードを通じて自社の製品が新たな基準を打ち立てる可能性を得られます。消費者の需要がどのように変化しているかを理解することで、より効果的なプロダクト開発が実現できるでしょう。
まとめ
MMI2026は、世界の消費財ブランドが集結し、革新を称える場です。業界における新たなアイデアや発想を持つ企業は、ぜひこの機会を逃さず応募してみましょう。詳細は公式ウェブサイトでご確認ください。
MMI2026の詳細はこちら