宮城の脱炭素舗装
2026-02-24 11:32:15

宮城が誇る脱炭素舗装。植物由来の再生添加剤「SW-2」の導入開始

宮城が誇る脱炭素舗装技術



日本国内で年間に消費されるアスファルト合材は、約3500万トン以上。その中で菅原工業とヤナセ製油が共同で開発した植物由来の再生添加剤「SW-2」を使用することで、持続可能な社会へ一歩近づくことができます。2026年2月から、宮城県気仙沼市の舗装工事にこの技術が導入されることが発表され、公共工事における「数値で語れる脱炭素」を実現する取り組みとして期待されています。

SW-2の特長



SW-2の開発にあたって、両社は環境負荷を最小限に抑えるための工夫を凝らしました。以下はSW-2の主な特長です。

1. 植物由来の資源を使用


SW-2は、バイオマス資源である植物油脂を主原料としており、従来の化石資源に依存しない新しい形態の再生添加剤です。特許(第7737121号)を取得したこの技術は、環境保護に寄与する重要な一歩とされています。

2. 使用量の削減


SW-2は、従来のアスファルト再生用添加剤と同じ品質の舗装性能を保ちながら、使用量を約40%削減することが可能です。この結果、合材1トンあたり約0.25kgのCO₂排出量を減少させる効果が確認されており、実際の工事において多くのメリットをもたらします。

3. 誠実な技術開示


SW-2のCO₂削減効果は、輸送距離や使用条件によって異なるため、両社はその前提条件を明示し、どのように活用すべきかを可視化しました。企業として、効果の確実性を謳うのではなく、透明性を持った説明による信頼性の構築を重視しています。

実施工への展開



2026年から始まる舗装工事は、実際に条件を確認し、問題点を洗い出しながら進められます。机上の空論ではなく、実データを収集することで、より具体的で実用的な脱炭素技術の社会実装を目指します。こうした取り組みは、今後の公共事業における新たなスタンダードとなることでしょう。

他社技術との違い



SW-2は、製造工程でCO₂排出を伴いますが、その使用量を少なくすることで、全体的なCO₂排出量を低減できる特性を備えています。一方、他の製品と比べてSW-2が有効に機能する条件も明示しており、明確な環境負荷軽減を提供する上での誠実さがあります。

現実的な脱炭素への取り組み



SW-2は単独での大規模なCO₂削減を期待する技術ではありません。しかし、使用量の削減や前提条件の提示を通じて、現実的で持続可能な環境配慮型の基盤を築くことが期待されています。今後も自治体や施工会社との連携を深め、脱炭素の理念と実用性を兼ね備えた技術開発を進めてまいります。

お問い合わせ



本取り組みに関する問い合わせは、以下の連絡先へどうぞ。
ヤナセ製油株式会社 担当:柳瀬 (メール: [email protected])
株式会社菅原工業 担当:菅原 (メール: [email protected])


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