新システム"守プロ"
2025-06-13 10:30:50

建設現場の安全を守る新システム、"守プロ"がレンタル開始

建設現場の安全を支える新システム "守プロ"



2025年6月、株式会社レンタルのニッケンは村田製作所と共同開発した作業者安全モニタリングシステム「守プロ」をレンタルとして提供開始します。このシステムは、安全な作業環境を実現するために設計されており、特に建設現場での重機作業において非常に重要な役割を果たします。

「守プロ」の特長



このシステムの最大の特徴は、重機接近警報センサーとして世界で最も信頼されている磁界検知方式を採用している点です。接近を感知すると、作業者や重機操作者に対して音と光で警告を発します。さらに、検知範囲は360度で、約4メートルから10メートルの範囲内で設定可能なため、非常に柔軟に利用できます。

作業者には小型軽量のタグを装着するため、邪魔にならず、作業に集中できる環境を提供します。また、B接点出力端子が搭載されており、タイマー停止機能としての活用が可能です。

お客様の要望に応えた設計



守プロは、ユーザーの声を反映した機能も多く備えています。例えば、起動時の音声ガイダンス機能は便利で、起動時に本体が接続された機器の状況を音声で案内します。この機能により、利用者は機器が正常に機能していることを確認できるので安心です。

さらに、このシステムは従来の製品の良さを引き継ぎ、作業者に先に警報を通知する機能が搭載されています。これにより、タグが鳴動することで作業者は早めに警告を受け取り、重機操作者に警報が出る前に安全な距離を保つことができます。

安全と効率を両立する機能



「守プロ」には、作業者が危険なエリアを離れた場合に、重機の動作を自動で停止させる機能もあります。この機能はアラートの後に任意の時間で設定できるため、より安全に作業が進められます。ただし、すべての機械に適応できるわけではないため、導入する際は事前に確認が必要です。

今後の展開



「守プロ」は、作業者安全モニタリングシステム(WMS)とのクラウド連携を2025年夏に予定しています。この機能を搭載することで、熱ストレスや転倒、落下などのリスクを検知し、管理者が遠隔で状況を把握することが可能になります。これにより、事故を未然に防ぎ、安全性向上に繋がります。

結論



株式会社レンタルのニッケンは、「守プロ」を通じて建設現場の安全性を一層高めることを目指しています。このシステムは作業者の安全を守るだけでなく、効率的な作業を実現するための強力なツールです。安全施工や作業の効率化に貢献することを目指し、引き続き「お客様の声」に耳を傾けて行動していきます。

詳しくは公式サイト(こちら)をご覧ください。


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