「夢のカレーをつくろう！」小学生と協力するニシキヤキッチンの新プロジェクト

夢のカレーをつくろう！

宮城県岩沼市の「NISHIKIYA KITCHEN」は、2025年度も【学校のカレープロジェクト】を実施します。このプロジェクトは、小学生たちが自らの夢を形にするための貴重な体験を提供し、創造力と食育を育む取り組みです。

これまで、東京や新潟の小学校と連携してきた同プロジェクトですが、今年度は初めて地元の「岩沼市立玉浦小学校」と一緒に進めることになりました。代表取締役の菊池洋一氏は地域に根ざした企業活動を大切にし、地元の教育への貢献を目指しています。

プロジェクト概要

プロジェクトは2023年からスタートし、今年で3年目を迎えることになります。全9回の特別授業が予定され、NISHIKIYA KITCHENのスタッフに加えて、無印良品の店舗スタッフも特別講師として参加し、児童たちに「ものづくり」の楽しさを教えてくれます。

この授業では、児童たちに「夢のレトルトカレー」を企画してもらい、アイデアを基に商品開発を行います。アイデア段階から販売段階まで一貫して学べる貴重な機会です。

講師陣の顔ぶれ

特に、無印良品の専門スタッフによる授業は、児童たちにとって新鮮な経験となり、自らの意見を商品化する過程を楽しみにしていることでしょう。

アイデア発表

今年の授業は既にスタートしており、児童たちから集められた「夢のカレー」のアイデアは、各クラスの多数決によって結論づけられました。6年生のクラスからは、次の2つのアイディアが選ばれました：

- 6年1組：りんごやきにくカレー

玉浦小の人気給食をイメージした、ユニークなカレーです。

- 6年2組：にくカレー

鶏肉、豚肉、牛肉を使用し、様々な肉の味わいを楽しむことができるカレーです。

これらのオリジナルレトルトカレーは、2026年の2月中旬を目指して完成予定で、NISHIKIYA KITCHENの店舗や無印良品で販売されることが決定しています。

防災教育と地域への貢献

玉浦小学校は、防災教育にも力を入れており、2011年の東日本大震災の経験をもとに、様々なトレーニングを実施しています。これらの取り組みが評価され、「ぼうさい甲子園」ではグランプリを受賞しています。

また、NISHIKIYA KITCHENは被災企業として、災害時のための食の大切さを次世代に伝えることにも力を入れています。安全で美味しいレトルト食品の提供を通じて、備えの重要性を啓発していきたいと考えています。

NISHIKIYA KITCHENの魅力

「NISHIKIYA KITCHEN」は、世界の料理を簡単に家で楽しむことをテーマに、約120種類のレトルト食品を取り揃えています。素材を厳選し、その料理にぴったりの味付けで提供しています。多くの人々に愛される商品が揃っており、エンターテインメントとしても様々なメディアで取り上げられる人気のブランドです。

地域に根ざしたNISHIKIYA KITCHENの「学校のカレープロジェクト」は、今後も多くの児童たちに夢を叶えるきっかけを提供し、地域貢献と食育の重要性を伝え続ける活動を続けていくことでしょう。