KIBOTCHA新ドッグラン
2026-02-09 16:22:16

東松島KIBOTCHAに新たなドッグランが登場!ペット同伴避難への第一歩

東松島のKIBOTCHAが実現する新たな防災拠点



2026年2月14日、東日本大震災の被災地に位置する防災体験型宿泊施設「KIBOTCHA(キボッチャ)」内に、小型・中型犬専用のドッグラン「パウ」がオープンします。このドッグランは、愛犬が遊びながら、地域住民や宿泊客が集う場としての役割を果たしますが、その目的は単なる遊び場にとどまりません。災害時にペット同伴での避難を実現するためのシステムを模索する実証フィールドとしての機能を担っています。

震災の教訓を生かした新たな取り組み



2011年に発生した東日本大震災では、多くの飼い主が避難所でのペット同伴について苦しい選択を強いられました。避難所の多くは動物の入場を禁じ、愛犬と共に避難できなかった被災者の多くは、雪が降る厳しい環境の中で車中泊を余儀なくされました。この経験から、KIBOTCHAのスタッフは「ペット同伴避難」の必要性を痛感し、本プロジェクトがスタートしました。

課題解決への具体的なステップ



「パウ」は、現在の社会で慣習となった「ペットも家族の一員」という考えを具現化するための一歩です。このドッグランを通じて、以下のような課題解決に取り組みます。

1. 同伴避難の実践と検証 - 宿泊施設としての機能を活用し、ペットと安心して避難・滞在できる環境の模範を提供します。
2. 防災意識の醸成 - ドッグランを訪れる楽しみを通じて日常的に防災を意識する環境を構築します。
3. コミュニティの形成 - 飼い主同士のネットワークを広げ、困難な状況で助け合える関係を築くことを促進します。

未来へのビジョン



KIBOTCHAが目指す「ペット共生型防災拠点」は、今回のドッグラン「パウ」の開設によって幕を開けますが、将来的には大型犬用エリアの追加やペット専用の備蓄倉庫の設置、ペット防災アドバイザーによる啓発イベントの開催などを計画しています。東松島の地から、日本全国、そして世界へと、「人と動物が共に、より安全で幸せに暮らせる持続可能な社会のモデル」となることが目標です。

地域の声



貴凛庁株式会社のドッグラン「パウ」のリーダー、武山千佳子氏は、「震災当時、避難所の入口で途方に暮れる飼い主の姿を目の当たりにし、その無念さを決して忘れません。家族であるペットを守るために自らの安全を犠牲にする選択をさせてはならない。その思いを、『パウ』という形にしました」と語ります。彼女の思いは、この場所が過去の悲しみを教訓に変えていく有意義な拠点となることを祈っています。

KIBOTCHAの概要



貴凛庁株式会社が運営するKIBOTCHAは、東松島市立野蒜小学校をリノベーションして作られた防災体験型宿泊施設です。「遊びながら学ぶ、命を守る術」をテーマに、宿泊やキャンプ、防災教育プログラムを提供しており、震災の経験を未来に生かす努力を続けています。このドッグランは、その一環として地域活性化や防災・減災意識の普及に寄与するものです。

この新しい取り組み「パウ」を通じて、愛犬と共に過ごす楽しみと共に、皆が安心して過ごせる未来を築いていきましょう。


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