夢を形に!山下重人さんの個展が仙台で開催
2022年4月、日本リユースシステム株式会社と一般社団法人障がい者アート協会の連携により、障がい者アーティストの支援が始まりました。その中でも特に注目を集めているのが、進行性筋ジストロフィーのアーティスト、山下重人さん。 Mountainさんの「古着deワクチン」を通じた支援が実を結び、彼の夢となる個展が地元仙台で開催される運びとなりました。個展のタイトルは「使命とは己の命の使い道」。
古着deワクチンとは?
「古着deワクチン」は、不要な衣類をリサイクルし、寄付金に変える画期的なシステムです。2010年の開始以来、累計で64,651,100着の衣類が活用され、9,122,110人分のポリオワクチン寄付という成果を上げてきました。このサービスは、家庭で不要となった衣類を簡単に手放せる手段を提供しています。利用者は手軽に古着を寄付でき、その収益によって途上国の子供たちの命を守ることに貢献しています。
アートと支援が交差する
「古着deワクチン」は、障がい者アート協会との協力を基に、アーティストの作品を衣類回収袋に採用し、その販売数に応じた著作権料を支払うことで活動を支援しています。この取り組みにより、山下重人さんの作品が多くの人々に触れられることができ、彼の人生の一部を鼓舞する機会が生まれました。
アーティスト山下重人さんの物語
1973年に宮崎県で生まれ、現在は宮城県に在住する山下重人さん。彼は26歳の時に進行性筋ジストロフィーを発症し、その後人工呼吸器を使用しながらもアート活動に情熱を燃やしてきました。CG制作を中心に、一般社団法人障がい者アート協会の作家として数多くの作品が企業に採用されています。
「描くこと」「綴ること」という表現に命を宿し、日々模索を続けてきた山下さん。約20年ぶりに個展を開催できるという奇跡に、彼は感謝の気持ちを語っています。「これは、私の『ありがとう』を形にした最後の展覧会です。」彼はこの個展に、自らの体験や出会った人々への感謝を込めています。
個展の詳細
山下重人さんの個展「使命とは己の命の使い道」は、彼の作品を通じて観覧者にその想いを伝える場となります。この機会に、彼の芸術とその背後にあるストーリーに触れてみてはいかがでしょうか。
未来へ向けた支援
今後も山下重人さんをはじめ、一般社団法人障がい者アート協会との協力は続き、障がいを持つアーティストたちの才能がより多くの人に届くことを目指しています。
日本リユースシステム株式会社について
このプロジェクトを支える日本リユースシステム株式会社は、リユースビジネスを基盤に、世界中の人々に貢献する企業です。「三方よし」を企業理念に、多角的な視点から商材を提供し続けています。
ぜひ、皆さま応援いただければと思います。