サステナブルな食の提案!新たな牛たん商品が発表
2025年春、宮城県の特産物である「ホヤ」を活用した新商品が発表されました。株式会社トーチクは、厳しい価格情勢の中で、消費者の節約志向に応えるため、本物志向と安心安全を兼ね備えた商品を展開します。
ホヤの力を借りた新商品たち
ホヤは栄養価が高く、現代人に不足しがちな栄養素が豊富に含まれた宝物のような食材です。トーチクは、宮城大学の西川研究室と協力し、ホヤエキスを用いた商品開発を進めています。特に、ホヤの持つ5つの基本味(甘味、塩味、苦味、酸味、旨味)をフルに活用した新商品が誕生しました。
新商品群の紹介
新商品は4品ラインナップされています。
1.
うまみたっぷり熟成牛たん
ホヤエキスと塩麹を使った贅沢な2段仕込みにより、柔らかな食感と和風の旨味が楽しめる牛たん。国産水産資源の活用を目的とした共同開発商品です。
- 調理方法:解凍後、フライパンで加熱(130g)
- 生産工場:国内自社工場
2.
うまみたっぷり熟成牛たん切り落とし
成型時に切り落とされた部位を活用し、低価格で提供。コリコリとした食感と旨味が楽しめる一品です。
- 調理方法:解凍後、フライパンで加熱(180g)
- 生産工場:国内自社工場
3.
牛たん切り落とし(しお味)
規格外の部位を使用し、トーチクオリジナルの塩たれで味付け。手軽に調理でき、短時間で美味しい食事が完成します。
- 調理方法:解凍後、フライパンで加熱(180g)
- 生産工場:国内自社工場
4.
牛たん切り落とし(みそ味)
仙台味噌で風味高く仕上げた一品。こちらも単品調理や野菜と炒めるだけで簡単に楽しめます。
- 調理方法:解凍後、フライパンで加熱(180g)
- 生産工場:国内自社工場
食品ロス削減への取り組み
トーチクは、環境への配慮を持ちながら、食品ロス削減に取り組んでいます。「食べられるのに捨てられる食材」を活かし、規格外品を用いた牛たん切り落としの塩味とみそ味を発売。この活動は、持続可能な食文化の形成に寄与するものです。
会社の歴史と使命
1964年に設立されたトーチクは、宮城県内のホテルや飲食店に高品質な食材を提供してきました。特に「仙台牛たん」は地元の誇りです。2023年には食品安全マネジメント規格「JFS-B規格Ver.3.0」を取得し、安全性にも配慮しています。
今後も地域の特産品や未利用資源の活用に注力し、宮城の食文化を全国に広めることを目指しています。新しく登場した牛たん商品は、単なる食材の枠を超え、環境を守り、地域を活性化させる重要な一歩です。皆さまもぜひご賞味ください。