2025年、大阪・関西万博に「ミガキイチゴ」が出展
株式会社GRAのミガキイチゴが、2025年5月19日から5月24日まで大阪で開催される万博に出展します。これにより、宮城県の特産品であるこのイチゴの魅力と共に、東日本大震災からの復興の歩みを広く伝える貴重な機会となります。
復興庁の展示テーマ
本展示では、復興庁が企画した「復興のストーリー」に基づいて行われます。このテーマは、震災後の復興を具現化する展示内容であり、特に「食・水産」をテーマにしたKizunaゾーンにおいて、被災地の食文化や水産業がどのようにして再生してきたのか、その過程をパネルや商品サンプルで紹介します。会場では、試食体験も用意され、実際に味わうことで、震災の影響を受けた地域の魅力を感じていただけます。
ミガキイチゴの魅力
「ミガキイチゴ」は、その名の通り、最もおいしい状態で収穫された選りすぐりのイチゴです。糖度や果形など、厳しい基準をクリアしたものだけが出荷されています。具体的には、プラチナ、ゴールド、シルバー、レギュラーといったランク付けが行われており、品質が保証されています。
試食体験
特に注目すべきは、ミガキイチゴにはちみつをかけて楽しむ試食体験です。このデザートは、宮城県山元町の気候によって育まれたイチゴの本来の甘味と酸味を引き出すため、あえて加工を加えず、シンプルに仕上げられています。濃厚なはちみつがイチゴの風味を引き立て、絶妙なバランスを楽しむことができます。
復興への取り組み
GRAの取締役副社長・橋元洋平氏は、東日本大震災後、山元町のイチゴ産業が深刻な被害を受けたことを踏まえ、イチゴの生産を通じて地域産業の復興に取り組んでいます。新しい生産方法を導入し、農業のスタイルを革新し、誰でも参加できるイチゴ作りの方法を開発しています。また、新規就農者への支援や、イチゴスイーツ専門店「いちびこ」、観光イチゴ農園「ミガキファーム」を展開し、地域全体の振興を図っています。
終わりに
2025年の大阪・関西万博は、復興の過程を知る上での重要なイベントです。ミガキイチゴを通じて、復興を志す土地でのさまざまなストーリーを楽しんでみてはいかがでしょうか。ぜひ、現地でその魅力を体感してください。
株式会社GRAのイントロダクション
宮城県山元町に本社を構えるGRAは、食べる宝石とも称される「ミガキイチゴ」の生産を中心に、多角的な農業事業を展開しています。最先端のアグリテックを駆使し、持続可能な農業の未来を切り開いています。