アバターを通じた新たな就労体験の実証実験
宮城県仙台市に位置する認定NPO法人Switchが、仙台ターミナルビル株式会社(通称:S-PAL仙台)、及び株式会社ファーストローンチと共同で、2026年3月に「アバター」を活用したリモート案内業務の実証実験を行うことが発表されました。このプロジェクトの目的は、将来に向けて「働きたい」という意欲を持ちながらも、不安を抱える若者たちに対して新たな社会参加の機会を提供することです。
プロジェクトの背景と目的
Switchは、これまで多様な困難を抱える若者の就労支援に尽力してきました。新たに実施するこのプロジェクトは、その実績を活かし、若者が一歩踏み出すための支援を目的としています。アバター技術を用いることで、心理的な負担を軽減し、体力的にも無理なく労働できる環境づくりを目指しているのです。
実施概要
実証プロジェクトの期間は2026年3月3日から15日までで、毎週月曜日と水曜日を除く平日が対象となります。実施時間は毎日12時から14時まで。アバター接客端末はJR仙台駅の2階、東西連絡通路沿いの「伊達のこみち」出入口近くに設置され、リモートで案内業務を行います。
参加者は自宅等から専用システムを通じて、駅構内や周囲の観光スポット、さらにS-PAL仙台内のショップ(飲食店等)の案内を行い、来館者との簡単なコミュニケーションも行います。これにより、遠隔地からでもリアルタイムで来館者に対するサービス提供が可能になるのです。
安心して挑戦できる環境整備
参加者が安心してプロジェクトに取り組めるよう、以下のサポート体制が準備されています。
1.
チーム制サポート - 各参加者には支援スタッフを含む2~3名のチームがつき、常に相談できる体制が確保されています。
2.
事前研修 - 実際の業務を想定したオリエンテーションや練習を行い、参加者が自信を持って業務に臨めるようサポートします。
3.
心身への配慮 - 業務時間は1日2時間に設定され、座ったまま行える環境を整え、身体的負担を最小限に抑えます。
新しい働き方の可能性
アバターを通じてリモート業務を行うことで、自身の容姿に関する不安を軽減し、対人接客の心理的ハードルを下げることが期待されています。このプロジェクトに参加する若者は、アバターを介して実際の仕事を体験し、社会との接点を増やすことで「自分にもできる役割がある」と感じることができるでしょう。
この経験が将来的に就労や社会参加への新たな一歩へと繋がることを目指しています。
報道向け説明会の開催
プロジェクトに関心のある報道関係者向けに説明会が開催されます。日時は2026年3月7日(土)11:30から12:30。会場は認定NPO法人Switchのオフィスです。説明会では、参加者が実際にアバターを通じた案内業務を体験する様子も見学できます。
Switchについて
認定NPO法人Switchは、心の問題に悩む方々へ働くことや学ぶことの支援を行い、一人ひとりに寄り添ったサポートを提供しています。自分らしい生き方を支える活動を行っており、さらなる情報は公式サイトもご覧ください(
Switch公式サイト)。
お問い合わせ
本プロジェクトに関する詳しい情報やお問い合わせは、以下の連絡先までどうぞ。
- - 内政担当: 今野 純太郎
- - 住所: 宮城県仙台市宮城野区榴岡1-6-3 東口鳳月ビル602
- - 電話: 022-762-5851
- - メール: [email protected]
新たな働き方を模索する若者に向けて、希望の光を灯すこのプロジェクトにぜひご注目ください。