仙台市のスタートアップ支援プログラム「SENDAI Global Startup Base」から新たに情報発信です。ReGACY Innovation Group株式会社が事務局を運営するこのプログラムから、数々の革新的なプロジェクトが誕生していますが、その一環として、林秀星氏と佐野風史氏が手掛けたスマートフォンアプリ「Their Backyard」がリリースされました。このアプリは、自分の生活空間を可視化し、日常生活に新たな気づきや行動を促すことを目的としています。
アプリ開発の背景
日常生活で私たちの行動は、思いがけず固定化されてしまうことがよくあります。同じ場所や経路を繰り返すことで、新しい出会いや体験する機会を逃してしまうのです。このような行動の偏りは、地域経済にも影響を与え、商店街や地元の店舗への来訪者数を減少させる結果を招いています。「Their Backyard」は、名前の通り、自分の生活環境を主観的にではなく客観的に可視化することによって、行動や意識の変化を促すために開発されました。
アプリの特徴
「Their Backyard」には、特筆すべきいくつかの機能があります。まず、滞在している場所を可視化するために、約300mの六角形グリッドで構成された地図を使用しています。この地図は、実際にその場所に滞在した時間に応じて、視覚的に情報を表示し、滞在のさまざまな点が明るく浮かび上がります。
まだ「通過」ではなく「滞在」を重視していますので、一定時間その場所にいれば、地図上での表示が変わっていきます。これにより、自らの生活空間の広がりを直感的に把握することが可能になります。また、プライバシーにも配慮しており、取得した位置情報は他のユーザーや第三者と共有されることはありません。
未来への展望
このアプリは、特に新しい街に住み始めた際に感じる「探索の楽しさ」や「発見する感覚」を、日常生活の中で持続的に体験できるよう促すことを目指しています。将来的には、滞在の可視化だけにとどまらず、新たな道やスポット、アクティビティとの出会いを生む体験設計を進め、探索的なライフスタイルの実現を図っていく予定です。
さいごに
日々の行動を見つめ直すことは、近隣地域の魅力や自身の可能性を見つける機会にもつながります。「Their Backyard」は、平凡な日常に小さな発見を与え、広がりをもたらすアプリケーションとして、多くのユーザーに親しまれることを期待しています。ぜひアプリをダウンロードして、自分自身の“身近な世界”を再発見し、新しい視点で日常を楽しんでみてください。