NanoFrontierが推進する若手社員のグローバル人材育成
宮城県仙台市に本社を置くNanoFrontier株式会社が、仙台市の令和7年度「グローバルマインド育成事業補助金」に採択されました。この補助金を活用し、同社は若手社員を対象とした海外実務研修および語学・異文化理解研修を行い、将来的なグローバル市場での活躍を目指しています。
採択の背景
NanoFrontierは、東北大学で育まれた有機ナノ粒子化技術を基に、PFAS検出試薬や機能性材料の研究開発を進めるディープテックスタートアップです。近年、同社は海外市場をターゲットにした事業展開を加速させており、国際的なビジネス環境で通用する人材の育成が大きな課題となっています。
このような背景から、若手社員に早い段階から海外実務や異文化体験をさせることでグローバルマインドを育成することが、企業の国際化に向けた重要な施策として評価され、今回の補助金採択に至ったのです。
今後の取り組み
NanoFrontierはこの補助事業を最大限に活かし、次のような取り組みを計画しています。
1. アメリカ市場への進出
- 米国の現地企業や研究機関との協業機会を探る。
- 各種展示会やビジネスマッチングイベントに参加し、販売ネットワークを広げる。
- PFAS検出試薬や冷却液材料の用途拡大を目指した実証プロジェクトを実施。
- 現地の代理店や販売パートナーとの関係構築を進める。
アメリカは、世界的に見ても大規模な科学技術市場として知られ、環境規制や製薬・化学産業が熟成しているため、NanoFrontierの技術や製品が高い市場価値を提供できると考えています。現地のビジネス環境を理解し、スキルを備えた人材育成が必要です。
2. アジア市場への展開
- ハイデラバードでの海外展示および商談支援事業を実施し、商談機会を創出。
- ASEAN諸国、特にインドネシアやベトナムなど市況が成長している国々で市場調査を行う。
- 現地企業や研究機関との共同検証や研究契約を推進。
- 文化やビジネス習慣に適応したクロスカルチュラルな人材を育成。
アジア地域は急速な経済成長を遂げており、環境技術や分析装置、産業素材へのニーズが著しく高まっています。NanoFrontierは、その技術優位性を持っており、研修を通じて育成された人材を中心に地域戦略を進める方針です。
代表コメント
今回の採択に対して、代表取締役の井上誠也氏は「このたび『グローバルマインド育成事業補助金』に採択され、大変ありがたく思っております。当社では、海外展開を進める上で、若手のうちから国際的な環境を経験することが重要だと考えています。本補助事業を活用し、実践的な海外経験を通じて、将来の事業成長を支える人材を育成してまいります」と述べています。
グローバルマインド育成事業補助金について
令和7年度「グローバルマインド育成事業補助金」は、仙台市が実施する中小企業向けの若手従業員支援制度です。海外での実務経験や語学研修を通じて、企業の国際化を促進し、県内企業の海外展開を後押しします。
主な支援内容
- 海外での実務研修
- 語学研修
- 異文化理解研修
公式サイト
会社概要
- - 会社名: NanoFrontier株式会社
- - 代表者: 代表取締役 井上誠也
- - 所在地: 宮城県仙台市青葉区片平2-1-1 東北大学産学連携先端材料研究開発センター215号室
- - 設立: 2025年4月7日
- - 事業内容:
- 有機ナノ粒子化技術を用いた試薬品・機能性材料の研究開発、製造および販売
- 有機ナノ粒子の製造受託および関連技術の提供
- 技術ライセンスの供与および技術コンサルティング
NanoFrontier 公式サイト