アイラトとNCCSが陽子線治療の新たなAI共同研究を開始!
画期的な取り組みが始動
放射線治療領域におけるAI技術の開発を進めるアイラト株式会社が、シンガポール国立がんセンター(NCCS)との共同研究を開始しました。この提携は、陽子線治療の適用と精度を向上させることを目的としています。
共同研究の意義
陽子線治療は、腫瘍にエネルギーを効果的に集中させる革新的な治療法ですが、患者に応じた適切な判断や、高い精度での運用が求められます。NCCSは東南アジアのがん専門機関の中で、2025年に発表された「アジア太平洋がん専門病院ランキング」の第6位に選ばれた実績を持っています。この連携により、日本発の医療AI企業であるアイラトが、アジア市場における放射線治療の発展に寄与することが期待されています。
共同研究の背景と発展
この共同研究の発端は、仙台市の海外展開支援プログラムを活用した2025年のシンガポール訪問でした。アイラトはこれまでX線治療に関するAI研究を進めていましたが、陽子線治療への挑戦は今回が初めてです。本研究では、AIによる治療適応の最適化支援と、陽子線治療システムの運用精度向上に取り組みます。治療の適応を正確に判断する能力を高め、治療工程の精度を向上させることが狙いです。
具体的な研究の進行
研究は2026年から2027年にかけて実施され、NCCSの臨床データを基にしたモデル構築が進められます。アイラトは本研究を通じて、国際基準に沿ったAIモデルを開発し、今後の論文発表などを通じて新しい成果を世界に発信していく予定です。
代表取締役のコメント
アイラトの木村祐利CEOは、「NCCSのような優れた機関と連携することは、弊社にとって非常に重要です。この研究によって、世界基準の臨床現場でアイラトの技術を磨き、がん治療の質を高めることに貢献したい」と語っています。彼はAIの力でより多くの患者に質の高い治療を届けることができると信じています。
アイラト株式会社について
アイラト株式会社は、がん治療に携わる医療従事者や研究者が集まり、AI技術を用いてがん治療の未来を形作ることを目指す企業です。放射線治療に特化したAIプロダクトを開発し、臨床現場で実際に使用されることを目指しています。医療の質と現場の持続性を支えることを理念に、さらなる技術開発を進めています。
この新しい共同研究は、国内のみならず国際的な医療現場においても大きな波及効果を生むと期待されており、今後の進展が非常に楽しみです。