仙台の誇り、亮庵純米大吟醸遠心しぼりが限定発売!
仙台伊澤家勝山酒造が、2023年12月25日に「亮庵 純米大吟醸 遠心しぼりDOUBLE UMAMI FINISH」の予約販売を開始します。この新しい日本酒は、仙台藩主伊達政宗公の歴史と、地域活性化を目指す瑞鳳寺の復興志に基づいています。特別な製法により、米の旨味成分が2倍に引き上げられた酒質は、まさに現代の日本酒の極みと言えるでしょう。
瑞鳳寺復興プロジェクトの意義
仙台の瑞鳳殿は、伊達政宗公の霊廟として名高い観光名所です。その菩提寺である瑞鳳寺は、明治時代に多くの建物を失いましたが、勝山酒造の第6代当主、亮庵翁がこの復興に尽力。彼の貢献で、重要文化財である仏像の移設にも携わったことが文献に残っています。これらの偉業を受け継ぎ、現在の酒造りに反映させているのが「亮庵」です。
伝統と革新の酒造り
「亮庵」は、300年前の元禄時代のレシピをもとにしつつ、現代の技術を巧みに融合させた酒です。特に選ばれた2012年の山田錦特A地区米を使用し、仙台の豊かな土壌と地下水を活かして醸造されています。泉ヶ岳の麓で造られたこの酒は、シリカ成分に富む水を使用し、独自の遠心分離しぼりによって生まれるコクとキレが際立っています。
12年の氷温熟成に伴い、より深い味わいと風味が加わり、独特の喉越しが楽しめます。この手間暇をかけた技術が、絶品の日本酒を作り出しているのです。
伝統工芸とともに楽しむ
新たに販売される純米大吟醸は、仙台を代表する伝統工芸品「仙台箪笥」とも同時に楽しむことができます。仙台箪笥は伊達政宗公の文化政策のもとで発展した工芸品であり、精巧な彫刻や漆塗りが特徴です。
この新商品は、まさに仙台の文化と歴史を体現しており、飲むことでその魅力を感じることができるでしょう。
商品詳細
- - 原材料名: 米(国産)、米麹(国産米)
- - 精米歩合: 35%
- - 使用米: 山田錦100%
- - アルコール分: 16度
- - 内容量: 720ml
- - 保存方法: 冷蔵保管(輸送時常温可)
- - 杜氏: 後藤光昭
- - 飲用推奨温度: 8~14℃
- - 販売価格: 1,000,000円(税抜)
- - 予約販売: 2024年12月27日~2025年1月下旬
- - 一般販売: 勝山酒造オンラインストア
おわりに
「亮庵 純米大吟醸 遠心しぼり」は、地域の歴史と文化を次世代に伝える一杯です。ぜひこの機会に、仙台の地酒の魅力を体験してみませんか?