仙台・定禅寺通のケヤキ活用による新プロジェクト
仙台市のシンボル、「定禅寺通」。ここには美しいケヤキ並木が広がり、市民や観光客に親しまれています。しかし、倒木リスクのため伐採されるケヤキが続出し、これらの木は今までチップにされてしまう悲しい運命を辿っていました。そんな状況に疑問を持ったのが、一般社団法人定禅寺通エリアマネジメントや株式会社ODORIJIなどの団体です。
彼らは、「街を見守ってきたケヤキをどうにかして残したい」という思いから、伐採されたケヤキをアップサイクルするプロジェクト「ケヤキのつづき」を立ち上げました。このプロジェクトでは、木材を日常生活で使えるアイテムに変えることで、地域資源としての価値を見出しています。これまでに、ケヤキを用いた時計やコースターなどを製作し、地域の皆さんに使用してもらう機会を創出しています。
目標を超えた支援が集まる
プロジェクトは開始からわずか1か月で、支援総額が当初の目標を1000%も超えるという驚異的な結果を収めました。全国から仙台に思いを寄せる人々の支援が集まり、「学生時代に歩いた思い出の場所」「結婚記念に残したい」といった多様な想いが寄せられました。定禅寺通への愛着がこのプロジェクトを支えているのが、実感できる瞬間でした。
新たな挑戦、ネクストゴールへの道
このプロジェクトの新たな目標は、支援金300万円を集め、伐採されたケヤキを使用して「一枚板のテーブル」を制作し、仙台市内の公共施設に寄贈することです。個人の手元に残すだけでなく、「誰もが触れられる街のシンボル」としてケヤキを再生し、地域コミュニティの中心となってもらうのが目的です。この寄贈によってケヤキは再び地域に帰り、多くの人々に愛される存在となるでしょう。
製材には黒川森林組合が協力し、プロの技術者たちが手を掛けています。このように、地域の資源を有効活用するだけでなく、地域全体の飛躍的な発展を目指す方針を掲げるプロジェクトです。
リターンの魅力
参加者には魅力的なリターンも用意されています。例えば、ケヤキとレジンを使った掛け時計やコースターは、どれも世界に一つだけの作品で、普段の生活に仙台の風景を感じられるアイテムです。これらのリターン品は、木とレジンの美しさを組み合わせた独創的なデザインで、所有する喜びを感じられる品々となっています。また、日常で使うことで、仙台の歴史や風景への思い出を一層深く感じさせてくれます。
今後の展開
クラウドファンディングの期限は2026年2月28日まで。目標達成のために地元企業や団体と連携し、活動を広げていきます。寄贈先の施設や内容も随時発表する予定です。これからも地域の記憶を形にしていくこのプロジェクトにご注目ください。あなたもぜひ、ケヤキの再生に参加してみませんか?