宮城の郷土料理・ずんだを世界へ!専門店の挑戦と夢
ずんだ専門店『ずんだらぼ』の誕生
東京都中央区に本社を構える株式会社インターンが展開する『ずんだ専門店 ずんだらぼ』は、日本の郷土料理「ずんだ」を広めるために立ち上がった新たな挑戦の舞台です。結成当初からの夢は、東京を出発点とし、全国、そして国際的な展開を図り、グローバルに展開する二ッチトップ企業となること。特に、宮城県の郷土料理であるずんだの味わいを多くの人々に知ってもらいたいという熱い思いが込められています。
飲食業界の課題と郷土料理の優位性
飲食業界が常に直面する最大の課題は「集客」です。どれほど美味しい料理やこだわりの味付けがあったとしても、集客が実現しなければ事業は成り立ちません。本業が競争激しい中、どのように消費者の目を引き、他店と差別化するかが鍵となるのです。そこで注目されるのが、「郷土料理」の存在です。特に地方の特色を持つ料理は、インバウンドのお客様にも関心を寄せられる観光資源としてのポテンシャルを秘めています。ずんだは、宮城の食文化を代表する存在として注目され、「集客」を支える強力な武器としての役割を果たすことが期待されています。
コラボ出店事業の特徴と展望
2021年に立ち上がった『ずんだらぼ』は、郷土料理のリブランディングを目指し、ポップアップショップやキッチンカーなど多様な形態での展開を行っています。そして、2025年からはコラボ出店事業を本格的にローンチし、参加店舗の新たな顧客開拓に貢献することを目指します。このコラボ出店には、集客力のある「ずんだを味わうシェイク」を提供する機会も含まれています。このメニューは、過去のテストマーケティングにおいて180%から200%の売上増加を実証しており、圧倒的な魅力を持っています。
さらに、コラボ出店の大きな魅力として、運営にかかるランニングコストがないことが挙げられます。すべての食材や資材は『ずんだらぼ』が負担し、店舗側には売上に応じた手数料が発生するだけです。これにより、経営リスクを大幅に減らすことができるのです。また、専用機材はブレンダーのみで、手軽に調理できることから、導入のハードルが低く、幅広い飲食店にとって魅力的なオプションとなっています。
ずんだを広めるための情熱
『ずんだ専門店 ずんだらぼ』は、仙台出身の代表・半澤洋氏と、様々なバックグラウンドを持つ「ずんだ小町」チームが協力して運営しています。ずんだの材料となる枝豆は栄養価が高く、「より多くの方に健康的な食事を楽しんでもらいたい」「日本国内外での認知度を高めたい」との強い願いが込められています。素材の味を生かしつつ、体にも優しいメニューの提供に努めています。
未来を見据えた経営理念
株式会社インターンは「100年先の子ども達に誇れる社会を実現する」という経営理念を掲げています。この理念に基づき、地域共創や人材育成に力を入れ、今後も持続可能な社会の実現に向けた取り組みを続けていきます。インターンが目指すのは、ただの利益追求ではなく、未来の世代に豊かな文化を受け渡すための挑戦でもあります。毎年4月1日には企業の夢を発信する「April Dream」に賛同し、夢の実現を目指す活動を行っています。
『ずんだ専門店 ずんだらぼ』の活動は、地域の誇りであるずんだを国境を越えて広めることを目指し、他の飲食業者とのコラボレーションを通じてその価値を高める努力をしています。これからも注目が集まる「ずんだ」の未来に、是非ご期待ください。